2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00616B03)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

観光省

2)配属機関名(日本語)

メダン観光高等専門学校

3)任地( 北スマトラ州メダン市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インドネシア国内には、将来観光産業に従事する人材育成のための観光省直轄の観光高等専門学校が4校あり、配属先は北スマトラ州メダン市に設置された学校(3年制)。ホスピタリティと観光の2つの学科があり、その下に調理、パティセリー、飲食サービス、客室管理、観光マネージメント、マーケテイングマネージメントなどのプログラムがある。全体の学生数は約900名、学校の年間予算は約4億5千万円。JICAボランティアは、1998年から2010年にかけて、8名の派遣実績がある(うち日本語教育JVは5名)。これまでJICAボランティアの他にフランスからのフランス語教師を受け入れたことがある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には、1998年から2009年まで5代のJVが派遣され、観光産業での就職を目指す学生たちに観光日本語を教えながら、現地人教師への支援を行った。現在、観光省傘下の各地の観光専門学校で利用されている日本語教材は、過去に派遣されていたJVが協力して作成したものである。配属先では観光マネージメントとマーケティングマネージメントの学生約280名が必修科目として日本語を学んでいる。JV派遣の終了以降は、現地人教師のみで日本語教育を行ってきたが、配属先は教材の改訂やキャンパス外での実習等新しい取り組みの導入の必要性を感じており、改めてJICAボランティアの協力必要だとして本要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.授業を担当し、学生への直接指導を行う(1コマ90分で1クラスの人数は30名、レベルはゼロ初級~初級程度)。
2.現行の教材、クラス、コース内容について、同僚と相談しながら改善や新しい取り組みを実施する。
3.必要に応じた同僚(現地人教師)への支援。
4.その他、課外活動・イベント等を含む配属先や学生にとって必要な活動の支援。
*配属先の現時点でのアイデアとしては、学生たちが日本に関する情報に触れられる日本クラブ(課外活動)のようなものができるといいのではないかと考えている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

主要テキストは「Kanko Nihongo For Tourism」(オリジナル教材)、補助的に「みんなの日本語」も利用。プリンター、インターネット。

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚(日本語教師)2名:
①男性、50代、修士、日本語能力試験3級、教授経験24年、訪日研修経験無
②女性、20代、大卒、日本語能力試験3級、教授経験2年、訪日研修経験無
*指導する学生のほとんどは入学前に日本語の学習経験なし。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:当国での受入に必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教材等への助言を期待されている為

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの問題により、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。