要請番号(JL00620A23)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会事業省
2)配属機関名(日本語)
国立ブディダルマ高齢者リハビリテーションセンター
3)任地( 西ジャワ州ブカシ市 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
インドネシア国内に3つある国立高齢者介護リハビリテーションセンターのうちの一つで、2019年までは60歳以上の高齢者の入所施設として機能してきたほか、傘下の16州の州立レベルの高齢者介護施設への指導等にも力を入れている。日本とのEPA協定の下で、数名の介護スタッフを日本へ派遣した実績もある。2020年からは、外部の高齢者を対象にしたデイケア事業も開始予定となっているほか、管轄の州に居住する高齢者約1万人の健康状態把握に向けて新たな事業を計画、地域全体の高齢者の健康維持に向けた取り組みを行うことになっている。年間予算は約87万米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
この国立の高齢者リハビリセンターでは、2019年までは生活介護が必要な高齢者を対象に、入居施設としての日常生活の支援を行ってきたが、2020年からは新たに外部から通所する高齢者向けの、デイサービスおよびカルチャークラスを開始することとなった。インドネシアでは、公的機関によるデイサービスは全く新しい取り組みであり、高齢者介護先進国とも言える日本からの同施設スタッフへの知識の移転は、将来的にインドネシア全体のレベル向上につながるという期待が持たれている。この分野に知見のある海外協力隊からの有意義な助言や支援を目的として今回の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
下記に関する助言、協力、支援が期待されている。
1. デイサービス通所者である高齢者に運動機能、知能機能維持を図ったレクリエーション、アクティビティの実施
(和風の小物づくりを行う手工芸クラスや、日本語クラスなどの内容も期待されている)
2. 日本の高齢者介護の経験をスタッフに共有し、インドネシアでの高齢者介護の質の向上を目指す。
3. インドネシアの文化に合うデイサービスのあり方について同僚と協議、可能な範囲で助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
文房具(はさみ、のり、カッターなど)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・ソーシャルワーカー7名(20代-50代 実務経験1-26年)
活動対象者:
60歳以上の高齢者(約50名)および同施設スタッフ
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
インドネシア語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(介護福祉士)
[性別]:(女性) 備考:配属先の希望
[学歴]:(高卒) 備考:査証取得に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:スタッフへの指導が必要
[参考情報]:
・高齢者へのレクリエーション実施経験
・手工芸の知識が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。