2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00620A26)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会事業省

2)配属機関名(日本語)

国立バンブ・アプス青少年リハビリテーションセンター

3)任地( ジャカルタ首都特別州 ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

複雑な家庭環境などが原因で、薬物やその他の中毒性物質の乱用被害者となってしまった児童が収容されている全寮制の薬物更生施設であり、2019年から稼働が始まった。センターでは、社会復帰、非行予防を目指し、治療、心理的ケア、社会的ケア、および家族への支援が9か月のプログラムとして行われている。当センターは2018年までは義務教育をドロップアウトした児童のための職業訓練施設であったが、これまで1996年に自動車整備隊員、2016年に手工芸隊員の派遣があった。年間予算は約83万米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2019年から薬物乱用児童へのケアを行う施設に移行したことから、職業スキルを高める訓練よりも、児童それぞれが持つ内面の問題に向き合い更生を目指すことがより重要となった。青少年にとって、入所期間中に自分が夢中になれる事柄を見つけること、集団生活の中で周囲の人と協力することは、悪い習慣を断ち切るために大切なことであるが、現状ではスタッフには経験もノウハウも乏しい。今回は養殖の知見のある協力隊によるアクティビティの実施とともに、それを通じて入所者たちに寄り添い、良き理解者としての内面的支援を期待して今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

下記に関する支援、助言が期待されている。

1. 入所者の抱える問題を理解しながら、道徳的で規律のある生活維持を支援する。
2. 将来の自立に向け就業の楽しさを知るため、職業訓練としての養殖アクティビティを実施する。
(育てる魚種については、ナマズやフナなどの淡水魚を想定。現地で隊員と配属先で協議し決定する)
3.配属先スタッフと協力し、薬物乱用から抜け出し円滑な社会復帰につながるためのリハビリや、レクリエーション活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各種教室、運動場、養殖池、浴槽、ドラム、防水シートなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
ソーシャルワーカー、講師15名(20-50代)
看護師2名(30-40代 経験9-13年)
心理学者1名(40代 経験13年)
※養殖に心得のあるものはいない。

活動対象者:15-21歳の入所者 約20名

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:査証取得に必要

[経験]:(実務経験) 備考:入所者への指導が必要

[参考情報]:

 ・青少年との活動経験2年以上

 ・淡水魚養殖に知見のある人物

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。