2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00620A45)
募集終了

国名
インドネシア
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会事業省

2)配属機関名(日本語)

国立チウンワナラ知的障害者リハビリテーションセンター

3)任地( 西ジャワ州ボゴール県チビノン ) JICA事務所の所在地( ジャカルタ首都特別州 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立の知的障害者リハビリテーションセンターで、約50名の知的障害者が利用している(全寮制)。利用者の年齢は15歳~35歳。うちIQ50-70(軽度)の知的障害者が60%、IQ30-50(中から重度)が40%を占めている。軽度の知的障害者に対しては、手工芸、絵画、音楽、体育やボーイ(ガール)スカウト等の活動を行い、また簡単な計算等の練習をしている。中~重度の障害者に対しては、日常生活スキルを身につけるための訓練をしている。直近では2016-2018年に障害児・者支援の海外協力隊員を受け入れている。年間予算は約600,000米ドル。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同施設では、入所者の生活的自立を目標としてのリハビリテーションを行っているが、入所者に対する支援の質の向上が大きな課題となっている。インドネシアは概して理学療法士という職種はメジャーであるが、体系的に作業療法を学び、指導ができる経験豊富な作業療法士の人材が極端に少ない。同施設には2名の作業療法士が在籍しているが、韓国からの寄付で様々な備品が揃ってはいるものの、インドネシアで十分な技術訓練を受けることができていない状態で入所者のために日々工夫を行っている。作業療法士として派遣される海外協力隊には日本で行われている作業療法の紹介と、入所者にとって効果的な技術移転が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

センター内の社会リハビリテーション課に所属し、以下の活動を行う事が期待されている。

1. 知的障害のある入所者に対し、日常生活自立を目標とした作業療法を行う。
2. 入所者の日常生活の自立や、基本的生活動作の習得、作業能力の向上につながるような助言や支援を行う。
3. 施設の同僚の技術や知識が向上し、入所者にとって適切なリハビリができるよう技術支援をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ペグボード、パズル、積み木、プーリー、ミラーボックス、平均台、遊具 等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
30代女性 作業療法士 (業務経験 約9年)
20代女性 作業療法士 (業務経験 約4年)

活動対象者: 15歳~35歳の入所者 約50名

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

インドネシア語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:査証取得に必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導者への指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

インドネシア側の査証手続きの都合により、他国の同隊次より赴任時期が1~2か月程度遅れます。自衛隊勤務経験者及び海外における軍歴保持者には査証が発行されないため、本案件には応募いただくことができません。