2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00916B02)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ペラ州教育局

2)配属機関名(日本語)

特別支援教育課 マンジュン郡教育事務所

3)任地( ペラ州セティアワン ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

マレー半島西海岸に位置するペラ州マンジュン郡内の15小学校、9中等学校に対し、特別支援教育全般(受入、登録、評価、コンサルテーション、各種研修)に係る業務を行っている。同郡内にある小学校81校、中等学校21校の内、小学校15校、中等学校9校に特別支援学級が併設され、小学生299名(7歳~13歳)、中等学校204名(14歳~19歳)の障害児が在籍している。生徒数7名に対し教師1名、10名に補助員1名が配置されている。ペラ州内には2名のJVが特別教育分野で活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マレーシアでの特別支援教育は小学校、中等学校に併設された特別支援学級で、一般教員及び補助員(免許なし)が障害児の教育に携わるなど、教員の多くが特別支援教育の専門ではなく、短期間のみの研修を経て授業を実施しており、多くの教員が障害児の支援方法がわからず試行錯誤で行っているのが実情であり、特に障害レベルに合った指導ができていないのが問題となっている。そこで日本の障害児教育現場での経験を持つJICAボランティアの知見を現地教員に移転すべく今回の要請に至った。ボランティアは概ね3か月に1校のペースで学校を巡回し指導を行うことになる。障害は知的障害、ダウン症、自閉症等でありその程度は日本と比較し概ね軽度である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は郡内の小、中等学校の中から8校を選択し、各校で約3か月の期間、以下の活動を行う。
・担当教師と一緒にクラスに入り、指導上の問題点、課題を指摘しつつ改善のためのアドバイスを行う。
・自閉症、ADHDなどの発達障害等個々の障害種に応じた適切な支援法、教材・教具作製に関しアドバイスを行う。
・学校が長期休暇となる11月~12月には郡内の障害者通所作業所での活動が期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

リコーダー、タンバリン、図画工作用具

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 特別支援教育課長 男 37歳 経験15年 大卒

巡回先学校(A小学校)
:教師5名 男2、女3、26歳~56歳 全員大卒
:補助員3名 女 25歳~50歳 短大・高j校卒
:生徒24名(7歳~14歳)、4クラス

5)活動使用言語

マレーシア語

6)生活使用言語

マレーシア語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭または養護学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:指導上不可欠

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】