2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL00920A09)
募集終了

国名
マレーシア
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省技術職業教育課

2)配属機関名(日本語)

シブ職業訓練カレッジ

3)任地( サラワク州シブ ) JICA事務所の所在地( クアラルンプール )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1975年に職業訓練セカンダリースクールとして設立された後、幾度かの再編を経て2013年に現在の4年制職業訓練カレッジとなった。サラワク州中部地域から16歳~19歳の学生がビジネス学科、電気電子機器学科、ホスピタリティ学科などに進学し、入学後の2年間基礎課程修了後に高卒相当資格(職業訓練教育)を取得できる。その後進級試験を経て、2年間の専門課程後に6か月間実習経験を積むと短大卒業と同等資格(ディプロマ)が取得できる。2期制を採用しており、ファッションデザイン科は4学年で平均80から90名の生徒が在籍し、教員は7名。遠方からの進学者は寮生活をしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には貧困などの家庭環境を持つ生徒が少なくなく、近隣にある孤児院からも多数の生徒が通学しており、卒業後には何らかの技術を習得し、自立することを目的としている。ファッションデザイン科はデザインから作製までを学ぶため、課題の多さからディプロマ課程へ進級せずに2年間で卒業してしまう学生も多い。前半の2年間では主に裁縫や採寸、裁断などテイラーの基礎を学び、専門課程では創作デザインやドレーピング、卒業制作などに取り組む。生徒は自分自身のPCを持参して授業を受けているが、Illustratorなどのソフトウェアに触れる機会が少なく、習得度に差が出ている。デザインする楽しさ、アイデアを形にする面白さを伝えることを期待しての要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先教員と共に以下に取り組む。
1. 各分野に合ったパターンメイキングや裁縫などの実戦的な技術を楽しみながら学べる教材を提案する。
2. デザイン画の技術を向上させるため、カラーリングや着装表現方法などを教える。
3. 卒業制作に向け、ポートフォリオ作成や創作デザイン能力の向上に取り組む。
4. 可能な範囲でIllustratorなどのソフトウェアの習得率を向上させ、卒業後の進路の選択肢を広げる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務用および家庭用ミシン(Juki, Borther, Singer)約30台、Illustrator CS6、

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:学科長(40代/女性/経験17年)
コース長(40代/女性/経験20年)、
教員(20-30代/女性)

活動対象者:16-19歳の学生(約80~90名)

5)活動使用言語

マレー語

6)生活使用言語

マレー語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門知識が必要なため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門知識が必要なため

[参考情報]:

 ・Adobe Illustrator

 ・ファッション産業界での経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】