要請番号(JL01216A10)
募集終了
・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アンティケ州サンレミギオ町役場農業事務所
3)任地( アンティケ州サンレミギオ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サンレミギオ町はアンティケ州南部の内陸に位置する人口約3万人の町。45の村(バランガイ)から成る。町役場は職員数 230名程度、年間予算約2億9千万円。配属先となる農業事務所は、正職員3名臨時職員2名の計5名が配置されており、農家の生計向上を目的とし、農家に対する日常的技術指導、農民組織の強化支援、各種研修の実施等のサービスを提供している。近年は特に有機農業の推進に前向きな姿勢を見せており、有機農業推進プロジェクトの年間予算約50万円。外国からの援助はこれまで受けておらず、海外ボランティア受入実績無し。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピン政府は2010年に有機農業法を制定し、国家として有機農業の推進に取り組んでいる。サンレミギオ町では、低地と1000m程度の高地を町内に有する地理的特徴を活かし、特に高地における野菜栽培が盛んであるが、有機農業法に沿って今後有機農業を推進していく計画があり、低地の米栽培では減農薬を目指したファーマーズフィールドスクールの実施や技術の農家間普及を目指したLocalFarmerTechnicianの指定等を開始した。しかしながら、活動は始まったばかりであり、有機農業技術及びその普及についての十分な知識/技術を持つ人材がおらず、今後の有機農業推進の支援を求めて隊員が要請された。なお同町では、現在標高1000m近い高地の6村、低地の4村をターゲットに有機農業推進を計画しており、高地では結球野菜(レタス、キャベツ)、人参等が、低地ではトマト、オクラ、空芯菜、ニガウリ等が主要作目。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
① 有機野菜栽培技術(低地及び高地)を農家に紹介し、その導入を促進する。
② 有機肥料生産技術の普及に係る支援を行う。なお、現在実施されているのはミミズを利用したバーミコンポスト技術
③ 農民に対する有機農業関連研修/セミナー実施を支援する。(ファーマーズフィールドスクール含む)
④ 有機複合農業の推進を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プロジェクター。基本的な農具。
4)配属先同僚及び活動対象者
農業事務所長:男性 50代
同僚:農業技師:女性2名 いずれも30代
その他臨時職員2名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)農学 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・有機農業の経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(23~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)