要請番号(JL01216A12)
募集終了
3代目
・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
国立ウエストビサヤ大学 教育学部理科学科
3)任地( イロイロ州 イロイロ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1902年に設立された同大学は、総生徒数13,000人を有するパナイ島有数の大学である。教育学部の事業内容は、主に①所属学生への教育活動、②附属校教員への指導、③地域の教育力向上のための活動(公立小・中等学校や地域コミュニティーにおける教育的な活動)である。1994年から1999年にかけてJICA支援にて実施された理数科教育パッケージ協力プロジェクトの対象校であった。2015年3月まで活動していた2代目のJV(理数科教師)により、探求型学習普及が図られている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学のある地域はJICAの理数科教育支援の重点地区であった。1代目のJV(理数科教師)は、学部生や附属校若手教員の授業観察及びフィードバック、指導技術にフォーカスした研修会等を行い基礎教育力の向上に貢献していた。2012年からフィリピンにてKto12教育が開始され、探求型学習が推進されるようになったことから、2代目のJV(理数科教師)は教育実習生に対して探求型学習の教授方法を指導すると共に研修会を開催してきた。フィリピンにおいて、探求型学習は新しい学習方法であることから、国立ウエストビサヤ大学の教育実習生に対して探求型学習の教授方法を指導し、研修会を継続的に開催すると共に、探求型学習を学んだ教育実習生が、現場で探求型学習を実施していけるよう指導していく必要があることから本要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
理科について以下の活動を行う。
① 配属先の大学で探求型学習を学んだ教師のフォローアップ
② 教育実習生に対する探求型学習の教授法の指導・研修会開催
③ 地域の他大学教育学部理科学科での探求型学習の教授法に関する研修会開催
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン、プリンター等の事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
教育学部長: 1名 50代女性 経験年数30年
理科学科長教授: 1名 40代女性 経験年数20年
数学学科所属教授及び准教授: 4名 30~50代男女 8名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中・高教員(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:指導経験に基づく助言を要する
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
Kto12は、「幼稚園から始まり高等学校を卒業するまでの13年間の教育期間」のことであり、無料で教育が受けられる13年間の教育制度の総称である。