2016年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01216A18)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
C201 家畜飼育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・28/4 ・29/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

ドゥマゲッティ酪農協同組合(DFDACO)

3)任地( 東ネグロス州ドゥマゲッティ市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は東ネグロス州の州都ドゥマゲッティ市と周辺地域の酪農家で構成される酪農協同組合が所有する2008年設立の牛乳加工プラント。牛乳の品質の維持管理及び牛乳の加工を通じて組合員の生計向上に資するため設立された。組合員は150軒程度。プラントには10名の職員が配置され、年間予算2200万円程度。集乳された牛乳の乳質検査、加熱殺菌処理、加工、販売を実施している。海外からの支援は、プラント設立費用(約1400万円)及び乳牛貸付事業が米国最大級の農業協同組合の支援によるものである他、2013年10月から同任地の別組織に派遣されたJV(獣医・衛生)の間接的支援も受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

乳房炎の予防・治療を主たる活動として同任地の国家酪農局事務所に派遣されたJV(獣医・衛生)は、現場の酪農家を巡回し実態を把握した上で、乳房炎の発生の低減のためには、乳質検査を導入してその結果を酪農家にフィードバックする体制と、それに基づく衛生管理指導をする体制の整備が不可欠と判断。既に試行が決定されていた、乳質によって乳価を変動させるシステム確立の支援とともに、それまで実施されていなかった定期的な体細胞検査導入を試みてきた。しかしながら、その体制/システムの確立のためには、本配属先に直接配属され、同僚との協働を通した同僚の能力向上や農家への結果のフィードバックを支援するJVが不可欠と判断され、本要請に至った。なお、ドゥマゲッティ市の国家酪農局事務所は現JV(獣医・衛生)の後任も要請中であり、2名のJVが協力し、酪農家側とプラント側をそれぞれ支援することによって体制強化を図る予定。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

① 同僚とともに乳質検査(直接顕微鏡法体細胞検査、乳脂肪分、無脂固形分、乳蛋白、比重、水分)を実施しながら手技
の改善に協力する。
② 乳質検査ラボの検査体制、データ管理体制改善のための助言を行う。
③ 乳質検査結果に基づき、酪農家に対し、乳房炎コントロールと乳質改善のための飼養管理/衛生管理改善への助言を
行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡、ラクトメーター、ラクトスキャン(Milkotronic社製、乳脂肪分、無脂固形分、乳蛋白、比重、水分が測定可能)、牛乳処理プラント

4)配属先同僚及び活動対象者

プラント長: 男性 60代 獣医師
生産担当者3名:40代女性1名、30代男性1名、20代男性1名
マーケティング担当2名:30代男性1名、20代女性1名
その他事務職員5名:20~40代
地域の酪農家150名程度(協同組合長は50代男性)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・乳質検査基礎知識・顕微鏡での検査経験

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】