要請番号(JL01216B02)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ディオス マバロス ポ 基金
NGO
3)任地( アルバイ州ダラガ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は貧困家庭に対する人道的支援を目的に設立されたNGO。名前のディオス マバロス ポ は“ありがとう”を意味する。配属先は地方自治体や国際NGO等が計画した事業の実施を請け負うなど、同地域では知名度が高い団体で栄養部・教育部・保健部の3部門を持つ。栄養部では栄養失調の子供たちに対する食料支援活動。教育部では子供や親に対する栄養指導や有機肥料を利用した菜園作りの指導。保健部では貧困者を対象とした健康診断や口蓋裂の子供や癌患者への支援活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の教育部は、地域の子供やその両親に対して栄養接種の重要性について紹介するセミナーを実施している。しかしながら、セミナー参加者の多くは貧困家庭の母子が多く、栄養価の高い食材を用意できる程の余裕はないため、家庭菜園の普及活動を実施している。配属先の狙いとしては、家庭菜園の普及を通じて人々が栄養価の高い野菜を確保できるようになることと、医療費が高い比国の事情を踏まえ、ハーブなどの薬用植物の栽培を同時に指導することで、病気予防や治療薬の購入費用の軽減が期待されている。また、家庭菜園の運営コストがかからないようにコンポスト(高倉式)の指導も行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先が実施する家庭菜園普及に関するセミナーやワークショップ運営の支援を行う。
2.家庭菜園に適した野菜および薬用植物の栽培指導を行う。
3.家庭菜園の運営に必要な有機肥料の生産及び利用法に関する指導を行う。
4.配属先が所有するデモファーム(家庭菜園レベル)の運営管理を行う。
現在有機肥料は高倉式コンポストを推進。薬用植物はペパーミント、ハネセンナ、スナゴショウ、フクマンなどの普及活動を行っている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、プロジェクター等事務機器。農作業用具は一通りそろっているが、耕運機などの農機は無い。
4)配属先同僚及び活動対象者
代表理事:60代女性(本NGO創設者)
職員数:7名(男性1名、女性6名/20~30代)
活動対象者:地域住民/農家及び児童/生徒
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:農業指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
事務所から空港まで車で1時間。