要請番号(JL01216B04)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
アクラン州カリボ町役場災害危機軽減管理ユニット(MDRRMO)
3)任地( アクラン州カリボ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カリボ町はパナイ島北部の海に面した町。アクラン州の州都であり人口約7万5千人。16の村(バランガイ)から成る。町役場は職員数約400名、年間予算約6億1千万円。配属先となる災害危機軽減管理ユニット(MDRRMO)は町長直轄組織として2011年11月に設立された組織。正規職員3名と臨時職員18名の計21名が配置されており、年間予算約2,600万。研修や訓練の実施を含めた市の防災、災害軽減、災害対応に係る事業の責任機関であるとともに、災害発生時の緊急医療提供の役割も担っている。オーストラリアボランティアの受入経験がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アクラン州の州都であるカリボ町は、近年の都市化に伴って交通事故や火災等の件数が増加しており、有事の際の緊急対応が課題となっている。加えて、2013年の台風30号(ヨランダ)により被災をしている他、アクラン川の氾濫による洪水リスクもあり、これに対する備えと対応も課題である。また、緊急事態発生時における警察、消防、救急等の関係部署との連携は十分ではなく、災害を想定した備えとの連係も曖昧である。そこで、日本における災害情報(リスクアセスメント、災害の備えに関する情報、緊急通報)を参考に、防災局及び24時間緊急対策センターの管理運営をサポートするための、JVの協力が求められ、今回の要請となった。平成27年度1次隊で初代隊員が派遣され、主に消防・水難・災害対応分野での活動を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.災害に関する情報マネジメント(110番や119番通報等)の紹介及びワークショップ等を行う。
2.配属先の同僚と共に、プロジェクトの実施計画を作成し、実施、評価を行う。
3.スタッフの能力向上を目指したセミナーやトレーニング等を実施する。
4.現行の緊急システムを検証し、助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC(デスクトップ)、事務所内WIFIあり、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
災害危機軽減管理事務所長: 男性 30代
主たる同僚職員:2名を予定(男性 30代)
その他21名の同僚が勤務
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・消防士もしくは救急救命士経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
事務所から空港まで車で1時間。