2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01217A03)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

東ネグロス州パンプロナ町役場 災害危機軽減管理事務所

3)任地( 東ネグロス州パンプロナ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東ネグロス州南部の内陸に位置する同町は人口約3万8千人、16の村(バランガイ)から構成されている。予算規模は約2億3千万円/年。配属予定の災害危機軽減管理事務所は11名の職員(正規職員4名、臨時職員7名)が配置されており、年間予算は約1千万円。同町は過去に水衛生分野のプロジェクトでオーストラリアから援助を得ており、現在も貧困削減事業で世界銀行等からの支援を受けている。平成27年度1次隊でコミュニティ開発のボランティアが町の計画開発事務所に派遣され、住民の生計向上プロジェクトに携わっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィリピンでは2010年に災害危機軽減管理法が制定され、各自治体が防災事業に取り組むことが義務付けられている。しかしながら本事務所は設置されて間もないということもあり、専門性を持った人材が不足している。配属先のある地域は雨期には洪水や地すべり等の災害に見舞われやすく、人的被害の発生が懸念されている。配属先では定期的に避難訓練や河川の水位のモニタリング、地元ボランティアへの指導等を行っているが、現状は手探り状態で実施方法や効果は不十分である。また2017年には日本から中古の消防車が寄贈される可能性があるが、フィリピンの消防車とは仕様が異なることから、取扱いに関する助言も求められており、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先が住民に対して行う防災に関するトレーニングやセミナーを支援する
2.配属先職員等に防災や捜索救難に関する技術指導を行う
3.ハザードマップ更新への助言を行う
また、日本から寄贈予定の消防車の取扱及びメンテナンスについて助言を求められる可能性もある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC等事務機器、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

町長:40代女性
災害危機軽減管理事務所長:30代女性
その他職員:正規職員3名、非正規職員7名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・事務所から空港まで車で1時間。任地から最寄りの空港までは、バス等で約1時間30分。