2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01217A04)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1
放課後サッカー仲間の子どもたちと私 子どもたちと一緒に朝の清掃中 アルプス一万尺がプチブーム

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

教育省レイテ州事務所タナウアン第二地区事務所

3)任地( レイテ州タナウアン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、レイテ島の東海岸に位置するタナウアン町(人口5万人程度)にある二つの地区教育事務所の一つで、地区内の小学校教員の能力向上のための研修実施などを通して教育の質の向上を目指す機関。職員数3名で年間予算630万円程度。同地区内には20の小学校がある。なお配属先の事務所は、地区の中心的小学校であるタナウアン第二中央小学校内に設けられている。現在、JVが活動中。海外からの援助は、2013年のスーパー台風ヨランダによる被災からの復興支援として校舎建築や補修等を受けている。なお、同町内の別地区の教育事務所でも小学校教育JVが活動しており、双方の連携を通じた協力も期待されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

タナウアン町は2013年11月にスーパー台風の直撃による高潮と暴風雨で壊滅的な打撃を受け、多くの死傷者が出た町。現在被災後3年が経過し、内外からの復興支援を受けインフラ等は徐々に回復しつつあるものの、被災し心に傷を負った子供の精神的ケア等ソフト面の支援はなかなか行きわたらない状況にある。任地では、2013年12月から、被災当時タナウアンが任地であったJV(看護師)が中心となり、JICAボランティア有志による被災地の子供たちの支援活動を毎月1回実施していた。これは、地域の子供たちを集め、音楽、ゲーム、お絵かき等お楽しみ会を催すもので、子供達を励ます良い事例となった。この流れを受け、児童に対する、特に、音楽、体育、図工の教育の質を向上させることで、被災地の児童の教育と復興に寄与することを目的に、教育省レイテ州支所からJVが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

JVは小学4-6年生(年齢10-12才程度)を対象学年とし、以下の活動を行う。活動の拠点は配属先事務所のあるタナウアン第二中央小学校(教員数19名、児童数523名)となる見込みであるが、地区内の他の学校へと指導改善の輪を広げていくことが望まれる。
1. 音楽、図工、体育教育の現状を把握/分析し、具体的な指導方法や教材について改善策を提示する。
2. 第二中央小学校の教員を中心とし、他学校の教員との学習会の企画・運営補助を行う。
また、付随的な活動として、他学年・他教科(理科・算数・防災教育)の教員に対しての指導改善の提案や授業補助、各種学校行事での補佐、学校環境の改善なども求められることが予想される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター等事務機器。

4)配属先同僚及び活動対象者

教育省レイテ州支所長: 40代男性(博士号保持者)
タナウアン第二地区事務所長: 50代女性
その他所員: 事務職員2名
主たる同僚: 40代女性(タナウアン第二中央小学校長)と同学校の教員:19名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導経験に基づく助言を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・事務所から空港まで車で1時間。フィリピンにおいては、免許の関係上、JV単独での直接的な授業指導は行うことができないため、指導はティームティーチングもしくは試演授業の形式となる。