要請番号(JL01217A08)
募集終了
2代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
シキホール州ラレナ町役場農業事務所
3)任地( シキホール州ラレナ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
シキホール州はセブ島の南に位置する周囲約80kmの島。ラレナ町は島北部に位置する人口約1万3千人の町で23の村(バランガイ)から構成されている。町役場は職員数141名(正職員61名、臨時職員80名)で年間予算1億1500万円程度。JV配属予定の農業事務所は職員10名(正職員7名、臨時職員3名)で年間予算約600万円。農民/漁民の生計向上と労働機会の創出を図るため、各種技術支援事業、普及事業、研修等を実施しており、現在派遣中のボランティアはフードセキュリティのための家庭菜園普及の取組を開始している。外国からの援助は、過去に2名の米国ピースコー(水管理、海洋資源管理)を受け入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラレナ町を含むシキホール島内での野菜生産量は多くなく、市場に出ている野菜の多くが他島からの輸送に頼っている。同島は近年観光地として注目され、観光客数が伸びており、野菜需要が高まりつつあるが、島内農家の野菜栽培量は自給自足レベルに留まっており需要に追いついていない。現町長は島内の観光産業はさらに発展すると見込んでおり、将来的にはラレナ町を島内の有機野菜供給の拠点とするため、有機野菜の生産量を拡大したい意向を持っているが、有機野菜栽培に取り組む農家数の増加及び規模の拡大が課題となっている。このため農業事務所は前任者と共にパイロット地区を選定しまずは家庭菜園レベルでの有機野菜生産プロジェクトを開始するなどの取組みをしており、同プロジェクトへの継続的な支援のために後任者が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 農家を巡回して有機野菜栽培の現状を把握するとともに、有機野菜栽培の普及推進に協力する。
2. 農民を対象とする有機野菜栽培に係る研修の企画/実施に協力する(必要な場合は外部のリソースパーソンを呼んで実施することが予想される。)。
3. 有機野菜栽培普及の拠点となるデモファームの設立と運営に協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ、プリンタ、プロジェクター、カメラ、GPSシステム等。
4)配属先同僚及び活動対象者
町長:男性 50代
農業事務所長:男性 50代
農業事務所同僚:9名(30-50代、内女性2名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)農学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導経験に基づく助言を要する
[参考情報]:
・有機農業の実務経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(21~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・事務所から空港まで車で1時間。任地最寄の空港から任地までは船で2時間程度の移動を伴う。