要請番号(JL01217A11)
募集終了
2代目
・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ティナンバック町役場農業事務所
3)任地( 南カマリネス州ティナンバック町 ) JICA事務所の所在地( マニラ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はルソン島南部にある海に面した町役場。職員数は臨時職員含め約360名。同市の人口規模は約6万5千名で44のバランガイ(村)からなり、ココナッツ栽培が盛ん。JV配属部署となる農業事務所では、農業/漁業の生産性向上のための各種事業、適正技術の普及、病虫害防除等を行うほか、廃棄物処理を中心とした環境保全事業も同事務所が担っている。町の年間総予算は約3億8千万円。農業事務所の廃棄物処理事業予算は年間170万円程度。なお、現在同町役場には米国ピースコー1名(海洋資源管理)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ティナンバック町役場では環境対策としての廃棄物処理に力を入れており、2011年に堆肥場を設立。ゴミの分別収集で得られた有機ゴミから有機肥料を作成、地域住民や農家に供給しながら有機農業の推進に力を入れてきた。しかしながら、本事業はゴミの分別に関する地域住民の意識、有機肥料生産技術、有機肥料を利用した作物栽培振興のいずれにおいても、十分とは言えない状況にある。初代隊員により建設された木酢プラントで生成された木酢液を使用し、安全な野菜作りを進めているが、その後のフォローアップが求められていることから後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地の文化社会の理解を深めるとともに、対象地域の人々の安全な野菜作りに対する意識や現状を調査する。
2.農家等を対象とした木酢液使用に関するセミナーへの支援を行う。
3.ゴミの分別に関する住民への啓発活動への支援を行う。
4.地域住民を対象とした生活向上セミナーへの支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
木酢プラント、電動ウォーターポンプ、動力噴霧器。なお、堆肥場には撹拌する機械等の設備があるわけではなく、簡素なものである。
4)配属先同僚及び活動対象者
農業事務所長:50代男性
同僚:廃棄物処理及び有機肥料生産担当1名、女性、50代。
その他同僚5名(いずれも男性、20~60代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農業経験があることが望ましい
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
事務所から空港まで車で1時間、州都ピリ(ナガ空港)から任地まで車で2時間。