2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01217A12)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
C201 家畜飼育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

国家酪農局 ウバイ酪農牧場

3)任地( ボホール州ウバイ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先(ウバイ酪農牧場)は、フィリピン国内の酪農開発を実施している国家酪農局が所有する試験農場(2010年に開場)。熱帯地域に適した乳牛の交配試験や人工受精による繁殖管理、乳牛に特化した牧草・飼料作物の開発を行いながら、乳牛及び生乳の生産を通じた酪農事業の普及推進事業を行っている。牧場の敷地面積は120ha、乳牛は約300頭を有する。配属先の年間予算は約1,300万円。現在、家畜飼料のボランティア(平成26年度4次隊)が牧草・飼料作物の開発を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先はミルキングマシンや牛乳加工設備を有しているが、それらの機材の性能に見合った牛乳生産量に達していないため、牛乳生産量の増加に向けた乳牛の健康管理や乳質改善に関する取組みを行っている。飼料給与技術に関してはサイレージ製造技術が無いため、乾季における質の高い粗飼料の確保がままならない状況で各生育ステージ/泌乳ステージでの適切な給餌手法が確立されていないため、各種課題を解決し牧場の運営機能を強化していく必要があることからJVの支援が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

JVは基本的に配属先の一員として牧場の運営をしつつ現場の問題点を把握し可能な範囲で以下の活動を展開する。
1.現地の状況に適したサイレージ開発への協力
2.飼料、栄養についての現状分析と改善に向けた助言
3.搾乳技術と乳質についての現状分析及び乳質改善への助言
4.人工授精の実績に関するデータ分析のためのコンピュータシステム化

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務書用品、机、P/Cなど。搾乳施設はミルキングパーラーあり(De Laval社製搾乳機)。

4)配属先同僚及び活動対象者

上司(牧場長) 男性 50代
正規職員 男性 20代(獣医師)
非正規職員 男性15名 女性2名 20-50代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:育種関連知識が求められている。

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

事務所から空港まで車で1時間、州都(ボホール空港)から任地までは車で3時間。