2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01217B01)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

ベンゲット州 ラ・トリニダート町役場 災害危機軽減管理事務所

3)任地( ベンゲット州 ラ・トリニダート町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地はルソン島北部の内陸に位置し、人口11万人弱。ベンゲット州の州都で16の村(バランガイ)から成る。配属先となる町役場の職員数は約350名(正規職員200名、臨時職員150名)、年間予算は約5.5億円。所属する災害危機軽減管理事務所は2010年に設立され職員数2名。年間予算は約3千6百万円。同事務所は市の災害危機管理計画の策定、防災対策強化のための各種調査、住民の防災意識啓発など、災害軽減にむけた各種事業の実施と管理等を行っている。なお同市は長野県南牧村、岩手県宮古市、茨城県常陸太田市と姉妹都市関係を結んでいる。現在、2016年度2次隊で派遣された防災・災害対策のJVが活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同町は標高500-1700mの高地に位置し、一年中過ごしやすい気候に加え、ルソン島北部最大の都市バギオ市に隣接し、同市へのアクセスが良いため人口増加が著しい。しかしながら町の大半は山間地で、急傾斜地にも住宅が建設されており、地滑りが発生した際は人的被害が懸念されるほか、盆地のため洪水発生も多い。1990年には大地震により、甚大な被災を受けた経験がある。現在、災害危機軽減管理課には防災に関する専門性を持つ人材はいないため、担当者は前任JVの協力を得ながら、コミュニティの人々の防災意識向上に向けたセミナーの実施などを行っているが、後任者には現在の活動の定着および改善に向けた支援が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 町民の防災/災害対策意識向上のためのセミナーやワークショップなどの開催等、啓発活動を支援する。
2. 災害に対する避難基準・避難計画等の作成・改善を支援する。
3. 災害時を想定した避難キャンプ運営(管理・応急手当など)トレーニングに関する支援。
なお、配属先が想定している災害の上位は地すべり・洪水。
※配属先からは2017年秋募集にて観光JVの要請があり、観光防災の視点からの連携活動も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、プリンター、GISソフト(Quantum GIS)

4)配属先同僚及び活動対象者

災害危機軽減管理事務所
所長:男性 40代(看護師資格あり)
その他事務職員:男性1名30代
なお、役場内各事務所の事務所長は町の防災災害対策協議会の主要メンバーとして、災害危機軽減管理業務の一部も兼務している。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:事業の立案/実施支援に必要

[参考情報]:

 ・防災教育や啓発活動に複数回、携わった経験が求められる。(ボランティアも可)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】