2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01220A02)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

教育省カバトゥアン中央小学校

3)任地( イロイロ州 カバトゥアン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はパナイ島イロイロ州の玄関口である空港から車で約30分のところに位置するカバトゥアン町(人口60,000人程度)にある小学校。町中心部に所在する町内一の大規模小学校であり、現在職員数61名(内、算数担当教員26名)、児童数1528名全53クラス。年間予算は約230万円弱。教材等に使える費用(科目:算数)は年間4万円強。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィリピンでは2013年に「基礎教育改革法案」が制定され、義務教育機関の延長が施行された。教育環境の変化とともに授業カリキュラムも大きく変更され、新しいカリキュラム(K to 12 program:12年制)では児童が主体的に学習に取り組むことを促すことが教員に求められている。配属先では、児童全員の基礎計算力の向上を目指しており、楽しく積極的に学習に取り組める体制づくりを目指している。特に基礎計算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をすべて習得する学年である5年生の基礎計算向上が課題であり、特に基礎計算を苦手とする児童を集めたクラスの学習支援のため、隊員が要請されるに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は基礎教育の向上を目指し、計算を特に苦手とする小学5年生(年齢11歳程度)を対象とし、当該学年の算数担当教員2名とともに以下の活動を行う。
1.算数教育の現状を把握・分析し、児童の主体性を引き出す指導方法や教材の改善に向けた支援を行う(カードゲームやドリル等、具体的な授業の進め方や学習方法の提案・導入など)。
2.同僚とチームティーチングや模擬授業という形式で児童に対する指導を行う。
3.付随的な活動として、他学年・他教員に対しての授業改善提案や、授業補助、学校行事への補佐、学習環境改善などを支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Smart TV、PC、プロジェクター、プリンター等事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:女性 40代後半
スーパーバイザー教員:男性20代後半(教員歴4年)
カウンターパート教員:女性30代半ば(教員歴6年)
その他算数教員;女性6名、男性1名(30-40代)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:実務経験に基づく助言を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・空港から小学校のあるカバトゥアン町まで車で約30分。生活使用言語はヒリガイノ語またはタガログ語