要請番号(JL01220A08)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
教育省 レイテ州事務所 パロ第2地区事務所 カバラサン・ダク小学校
3)任地( レイテ州 パロ町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フィリピンの地方の小学校では環境に優しい農業の推進や児童の栄養改善のために、学校内に有機農園を作るプログラムの導入が推奨されているが、多くの学校では土地や技術力の問題から、その導入が実施されていない。当校はそのプログラムを導入・実施している希少な学校であり、校内のデモファームで児童への有機農業指導している。また、デモファームは地域住民にも開放し、有機農業の技術的支援を行っている。職員数8名。独自のプログラム予算は年5万円程度で小規模であるが、不定期に政府、国内外のNGO、アメリカ、国連、FAOなどから支援を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピン政府は2010年に有機農業法を制定し、それを推進している。教育の現場にもこの流れが波及し、有機農業プログラム(Organic Farming on Sustainable vegetable production for School Feeding Program)が考案され、本校に導入されている。但し、有機農業は生産性や害虫対策などの対応が必要であり、かつ地域住民に対する技術指導を行うことも求められるため、ある程度の専門性を持った人物が本プログラムに関わる必要がある。しかしながら、学校教員だけで本プログラムを推進するのは限界があるため、適切な技術を有する人材を協力隊員に求めた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教員や地域住民と共に以下の活動を行う。
1. デモファームにて季節(雨期、乾期)にあった野菜の有機野菜栽培を行う。
2.デモファーム内で、児童に対し栽培方法を指導する現地教員をサポートする。
3.適切な.コンポストの検討・提案。
4..教員や地域住民ボランティアに対し、適切な栽培方法をトレーニングする。
5.トレーニングした住民を巡回し、技術的なファローアップを実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター等事務機器。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長 35歳
活動対象者:学校教員8名(25歳~35歳)
児童(小学校5~6年生対象 約70名)
地域住民ボランティア
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学系 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験に基づく助言を要する
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語はワライ語またはタガログ語
大学での実習も実務経験に含める事は可能。