要請番号(JL01220A11)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
ブラカン州 保健事務所
日系社会
3)任地( ブラカン州マロロス市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地はマニラ首都圏から約50Km北に位置し、配属先はブラカン州政府が管轄するエリア内住民の健康の保持及び増進を目的とした組織(日本の県保健事務所に相当)で、州内の24市町村の地域保健事務所を統括している。主に州政府の健行政の方針や発生する疾病への対応方法や健康教育に関する指導をの市町村レベルの地域保健事務所へ行っている。職員数31名(正職員10名、臨時職員20名)、年間予算約1億円/年。隊員が配属される健康教育普及課の予算は約1千万円/年となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
フィリピンでは年間200人~300人の狂犬病による死亡例が保健省により報告されており、狂犬病が公衆衛生上の重大な問題として捉えられている世界上位10か国のひとつとされている。そして国内でもブラカン州の犬の狂犬病感染数が一番多く、大きな問題となっている。JICAも技術協力(フィリピンにおける狂犬病排除に向けたワンヘルス・アプローチ予防・治療ネットワークモデル構築プロジェクト)を実施し、同州も重点サイトである。狂犬病への罹患を防止するために住民への健康教育が重要であるが、特に狂犬病発生地域への住民教育が十分に行えていないため、教育教材の充実、住民へのセミナー実施など隊員と共に実施する希望を有し、派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と共に以下の活動を行う予定。
1. 狂犬病予防のための教育教材を作成(効果的な予防方法をコンテンツに入れるアドバイス)
2. 管轄下で狂犬病の発生率が高い6市町村地域保健事務所を巡回し、実態を把握。
3. 市町村レベルの保健事務所職員と共にバランガイ(最小行政区)の住民に対する狂犬病予防教育の実施
4. 統計データの集計・分析支援(罹患率、死亡率等)
5. JICA技術協力プロジェクト専門家と緩やかな連携をしながら、情報共有を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンタ、野外対応プロジェクター、スピーカー
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
保健所長62歳 医師 女性
感染症対策コーディネーター51歳 女性
保健教育担当 22歳 女性
活動対象者:市町村レベル保健所職員
対象バランガイ(最小行政区)住民
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
生活使用言語はタガログ語またはカパンパンガン語