2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01220A13)
募集終了

国名
フィリピン
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国家経済開発庁 ボランティア調整局

2)配属機関名(日本語)

カルビアン町地域保健事務所
日系社会

3)任地( レイテ州カルビアン町 ) JICA事務所の所在地( マニラ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カルビアン町は人口約33,509人(2019年)、53の村(バランガイ)から成り立っている。
この53の村を5つの地域に分類し、中心のヘルスセンター(Rural Health Unit: RHU)1か所、その他、4か所の地域に小さなヘルスセンター(Barangay Health Station: BHS)を設けている。RHUでは、一般外来診療・24時間体制の自然分娩の受け入れ等の業務を行っている。BHSでは、スタッフが週に何度か出向き、予防接種・妊婦健診・家族計画指導を実施している。配属先となるRHUは、母子保健管理(妊婦健診・家族計画・予防接種等)や感染症・各種統計分析も担っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

カルビアン町は、レイテ島北端の細長く伸びる地形で、医療機関は南部に集中しているため、北部からだと医療機関へのアクセスが大変困難な地域である。このような背景から、伝統的産婆(TBA)による自宅分娩が多かったが、妊産婦・新生児の死亡率も高いため自宅分娩が禁止となった。同町の施設分娩率は97%(2018年)だが、未だTBAによる分娩介助も少数ある。また妊婦健診受診率が46%(2018年)と低いため、前任者は、受診率が増加するよう保健ボランティア(Barangay Health Worker: BHW)や妊産婦への指導を実施している。2019年9月よりRHUに胎児ポータブルエコー、CTGモニターも設置され、これらの活用を含め、協力隊員との協働が望まれている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.妊婦および新生児ケアに関する業務全般の改善(教材作成<パンフレット>等)
2.保健ボランティア(BHW)への妊産婦・新生児・一般的看護知識等に関する教育・技術指導
3.妊産婦・新生児管理に関する技術支援(緊急時の妊産婦・新生児蘇生対応)
4.胎児ポータブルエコー、CTGモニター、吸引機器、生体モニターの技術支援(緊急時判断含む)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

気管内吸引機、生体モニター、胎児ポータブルエコー、CTGモニター等その他一般的な看護業務で取り扱う機器

4)配属先同僚及び活動対象者

医師1名 60代 男性、保健師1名 女性(カウンターパート)
助産師6名、看護師12名、看護助手3名、救急車ドライバー2名、その他スタッフ8名
計33名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく助言を要する

任地での乗物利用の必要性

単車小型自動二輪免許が必要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任地最寄の空港から任地まではバスで3時間程度の移動を伴う。
生活使用言語はワライ語またはタガログ語