要請番号(JL01220A15)
募集終了
3代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
西サマール州 バセイ町役場 農業事務所
3)任地( 西サマール州 バセイ ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地はサマール島北西部に位置するバセイ町。人口は5万5千人程度で町役場の年間予算は約4億円。配属先となるバセ
イ町役場の農業事務所は町内の農業および漁業分野の政策の立案や実施を行っており、職員は8名(正職員3名、臨時職
員5名)。事務所の年間予算は約1600万円。同町は2013年11月に襲来襲来した台風ヨランダにより甚大な被害を受けた地
域の一つで、JICAの「台風ヨランダ災害緊急復旧復興支援プロジェクト」(2014/2-2017/2)により、浮沈式養殖筏の供与や
食品加工所の建設などの支援を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は数多くの農業・水産事業のうち、JICAにより建設された食品加工所を活用した、地域住民の持続的な生計向上を支援している。同プロジェクトを通じて現地の女性グループは水産加工品の製造方法などの研修を受けた。現在、加工品の商品製造・販売を行うが、バセイのマーケットの小ささ、低い商品単価、魚の加工品の需要の少なさ、グループの運営力不足から、継続的な活動を行えず、十分な収益も得られていない。今後の課題としては、収益性の高い商品の考案、組合運営に必要な経理処理、商品の利幅管理、マーケットの開拓などがある。2018年11月から前任隊員が派遣されており、マーケット開拓や組織運営の見直しに注力した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
バセイ町内の女性グループ(4ヶ所)を巡回しながら、以下の活動を実施する。
1. 女性グループの持続可能な運営(経理処理や活動の活性化など)に向けた支援。
2. 商品のマーケティング支援。
3. 地場産品(水産/農産)を利用した、利益性の高い加工品の選定。
4.都市部(タクロバン)での販路を開拓するため、取引先となる個人や企業の発掘と女性グループとのネットワーク構築を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC,プリンター等の事務機器。食品加工に必要な調理器具が揃った加工場(4か所)
4)配属先同僚及び活動対象者
市長:女性/40代
農業事務所長:女性/60代
農業事務所同僚職員:7名
活動対象者:町内に住む女性グループ(現在は4ヶ所を予定)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・市場調査やマーケティングリサーチの経験
・販促やマーケティングや商品開発の経験
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
3年以上の市場調査経験が求められている。
生活使用言語はワライ語またはタガログ語