要請番号(JL01220A17)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国家経済開発庁 ボランティア調整局
2)配属機関名(日本語)
農業省フィリピン水牛センター(PCC)本部
3)任地( ヌエバエシハ州ムニョス市 ) JICA事務所の所在地( マニラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
PCCはフィリピン水牛法に基づき設立され、水牛飼養の改善/生産性向上を通じた農家の生計向上支援を実施。具体的には水牛の遺伝的改良/飼養技術改善とその農家への普及、水牛乳/肉製品等の品質管理技術、販路拡大やビジネスモデルの確立など水牛産業を担う拠点。施設内には各種研究施設がある。職員192名、予算約10億円/年。本部の他に13カ所の国内センターを所有。2000年から5年間、JICA技術協力プロジェクト「水牛及び肉用牛改良計画」が実施された。現在は日本人アドバイザー(個人契約)が1名勤務している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
PCC本部では2013年からDairy Herd Improvement Program(以下DHIP)をヌエバエシハ州で実施。PCCによる技術普及の取組により同州内の乳用水牛飼養のレベルは他州に比べて高いものの、普及のスピードは遅く、思うようには進んでいない。このため、DHIPは、特に農家への技術普及の強化/システム化に重点を置いており、このプログラムの目標達成に向けた支援のために協力隊員の派遣が要請され、2018年8月から前任者が派遣されている。前任者は水牛飼養農家を巡回し、人工授精や分娩間隔の短縮、疾病の予防、将来の生産性向上を見据えた優良子牛の生産・育成を目的とした技術指導に注力しており、後任者にも継続した指導が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
DHIPにおける普及モデル確立のため、農業組合に属している水牛飼養農家を巡回し、以下の活動を行う。
1.人工授精の効果的実施/普及とそれに基づく効果的な水牛飼養のための助言。
2.水牛飼養農家の飼養能力強化のための支援
3.配属先が水牛飼養農家などへ実施するトレーニングへの補助。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、コピー機、プロジェクター等。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
主任:女性50代 実務経験25年。
その他スタッフ:10名。獣医師、普及、アグリビジネス等各分野担当者により構成。年齢20-50代。実務経験2-38年。
活動対象者:農家
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(家畜人工授精師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)畜産学 備考:同僚とのバランス
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験に基づく助言を要する
[参考情報]:
・3年程度、牛の繁殖に関わる業務の経験者
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
生活使用言語はタガログ語