2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01816B02)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サトリーシリケット中高校

3)任地( シーサケット県シーサケット ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1930年代に設立された、生徒総数約2800名、教職員約180名の公立中高一貫校。日本語教育は2013年に中高全学年を対象に開始された。日本語は、中国語・ベトナム語・ラオス語・カンボジア語とともに第2外国語学部に属しており、大学で日本語を専攻した教師2名が常勤している。この地域の日本語教育センター校(プランクー中高校・2016年度に3代目JV派遣予定)は管轄周辺校を13校擁するが、当該校は、そのうち日本語プログラムを持つ3校のうちの一校であり、センター校と協力して地域の日本語教育発展への取り組みも期待されている。学校年度は5月~9月、11月~3月の2学期制。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス、カンボジアとの国境に近い地域で、日本語を重要学習言語と位置づけ、教師不足にもかかわらず、対象者に中学生も含めて日本語・日本文化を教えている。日本人が少ない地域で、日本人教師が加わることにより、配属先の日本語教育の質向上が期待でき、また、日常の協働や活動を通してタイ人日本語教師の日本語運用能力の向上を助けることができる。地域の日本語教育センター校に派遣されるJVとともに、既にタイ人教師で構築している両校の友好的な協力関係が更に強化され、周辺校の日本語教育発展に寄与することも期待できる。国境沿いの日本人の少ない地域で日本語教育を支援することにより、日本に関心を持つ若い層が広がり、その中から将来タイと日本の架け橋になる人材が育つことを期待している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 授業の実施(タイ人教師との協働:授業に一緒に入る形、主に会話、日本文化。約20コマx50分/週)
2. タイ人教師の日本語運用能力向上支援(日常会話、授業に係る協議、教材作成等を通して)
3. 生徒を対象に、日本語コンテスト、日本語キャンプ、日本語能力試験の参加・受験に係る支援
4. 日本語コンテストや日本語キャンプ実施に係る支援(センター校・周辺校の会議へ出席、参加生徒の引率、キャンプ・プログラムの企画と実施、その他))
5. 日本語教育JVグループ派遣に係る活動(情報共有、会議参加など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

高校生「あきこと友だち」、中学生「こはるといっしょに ひらがなわぁ~い」 その他、「みんなの日本語」、映画、参考書、他。PC、プリンター、プロジェクター、ホワイトボード、WIFI

4)配属先同僚及び活動対象者

タイ人日本語教師2名、男性、20代、大学で日本語専攻。
教師1:日本語教師歴5年、JF&教育省日本語教師養成研修終了(バンコク2か月、日本2か月)
教師2:日本語教師歴1年
第2外国語学部:約15名、内3名中国人教師
日本語学習者:高校生日本語専攻約120名、他約120名:中学生約1000名

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(16~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動における、同僚日本語教師との会話や授業は日本語、その他はタイ語。