2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01816B13)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール・サトゥーン校

3)任地( サトゥーン県サトゥーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

タイのサイエンスハイスクールは、理科・数学に重点をおいたカリキュラムにより、科学技術系人材の育成を目指す男女共学、全寮制の中高一貫校である。タイ全国を12地域に分け、各地域に1校を設置している。本校は1993年設立。1クラスの生徒数24人。中学は各学年4クラス、高校は各学年6クラス。設備、先生配置等も12校で同様。各校は日本のスーパーサイエンスハイスクールと姉妹校協定を結び交流を行う等日本との関係が非常に深い。本配属先は宮城県古川黎明中等学校・高等学校と姉妹校締結をし、インターネットや毎年の相互訪問等による交流事業等を実施している。配属先HP: www.pccst.ac.th

【要請概要】

1)要請理由・背景

学校では理系分野においては不可欠なコンピュータの授業が行われており、中学生ではMS-Office系ソフト(ワード、エクセル、パワーポイント)、Photoshop、プログラミングの基礎等が、高校生ではコンピュータのハードウエアの基礎、ネットワークの基礎、プログラミング(C, Java, PHP)等が教えられている。 また、レゴ社製マインドストーム(EV3)を利用したロボット製作を通じたプログラミング演習やWeb制作等も行われる。
授業では標準的な内容が教えられているが、プログラミングやアプリケーションの基礎、ロボティクス、データベース等に関しては、より生徒の理解度を向上させる授業が必要と考えられている。 同校のコンピュータに関する授業の質を向上させることに加え、日本との協力を通し、タイの未来を担う人材育成強化を図る目的から、本要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚とのチームティーチングによる授業のサポート。特にCやJava、PHPを使ったプログラミグやアプリケーション、マイコンを利用したロボット分野のサポートが必要と考えられる。(授業はタイ語で行われるため、隊員はサブに回ることが多い)
2.学生プロジェクトへの支援(英語での指導可)
3.年一回開催されるサイエンスフェア(全国12校のサイエンススクールが一堂に会するイベント)に参加する生徒に対する技術的な支援(2015年は、ロボット作成に取り組んだが、毎年課題は変わる)。
4.日本との交流を促進できるよう、学校ホームページへの日本語での情報の掲載や各種交流行事の準備等における生徒への支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップコンピュータ(Windows8.1)約50台、インターネット(有線・無線)、プロジェクター、プリンター、MS-Office、Photshop、InDesign他

4)配属先同僚及び活動対象者

IT科教員3名
男性2名、大卒、教員経験6~8年、30~40代
女性1名、大卒、教員経験2年、30代
生徒:中学生288人、高校生432人 計720人

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先教員と同等

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

学校年度は5月~9月、11月~3月。第2コミュニケーション言語は英語。 住居は学内の教員住宅になる予定。