要請番号(JL01816B16)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発・人間の安全保障省
2)配属機関名(日本語)
ラノーン人身取引被害者福祉保護センター
3)任地( ラノーン県ムアンラノーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2009年に開設された男性の人身取引被害者を対象とした保護・職業訓練センター。2014年に移設した新センターは、事務管理棟、作業棟、入所者宿舎、食堂、スタッフ宿舎、運動場、野菜畑を備える。最大収容人数は50名。主業務は、人身取引被害者の保護及び自立支援を目的とした職業訓練であるが、近隣コミュニティにおいて人身取引予防のためのワークショップや住民対象に短期の職業訓練を実施。スタッフは総勢19名。センター長や事務担当者の他、ソーシャルワーカー2名、臨床心理士1名、職業訓練士2名(車両エンジン、農業)などがいる。同様の男性被害者保護施設が全国に4ヶ所ある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タイ政府は、性的搾取、労働搾取、強制乞食を人身取引主要3分野として対策を講じており、被害者保護・自立支援に関わる多分野協働アプローチをとっている。当センターでは、限られた資機材を利用した「ものづくり」などの実践的・体験的な遊びや学習活動を職業訓練に取り入れ、入所者が退所後に役立つ基礎的・基本的な知識や技術を習得できるように、プログラムの充実を図りたいことから本要請が上げられた。
なお、JICA技術協力プロジェクト「タイ・メコン地域人身取引被害者支援能力向上プロジェクト(CM4TIP)」(2015年4月2日~2019年4月1日)の直接支援対象施設ではないが、情報交換などプロジェクトとのゆるやかな連携を図っていく。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.入所者対象の基礎的なものづくりアクティビティ(活動・活気・体を使っての遊び)の企画と実施、ものづくり指導
例:工作や技術・家庭科に含まれる内容
2.入所者対象のスポーツや日本語/日本文化紹介を取り入れたアクティビティの企画と実施
3.近隣コミュニティ住民対象の人身取引予防活動への参加
4.近隣コミュニティ住民対象の職業訓練コースへの参加
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務棟内デスク、PC(タイ語・英語)、作業棟内の設備(テーブル、椅子、ホワイトボード、工具など)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先責任者:センター長(男性・50代)
カウンターパート:職業訓練士 2名(男性・30代)
その他、臨床心理士やソーシャルワーカーと連携して活動する。
活動対象者:人身取引被害者(男性、15歳~30代もいる、人数は情況により流動的、平均約30名)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:対象者が男性であるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(社会経験)3年以上 備考:対象が複雑な背景の青少年のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(21~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)