要請番号(JL01816B19)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
パヤオ工科大学
3)任地( パヤオ県ムアンパヤオ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、旧技術高等専門学校から2014年に学士も育成する工科大学になった。自動車や電気、PCサーキット、溶接、ビジネス等合計11のコースがあり、それぞれ、高校課程(3年制、新入生毎年約120人)、専門過程(2年制、同約120人)、学士課程(2年制、同約20人)がある。2学期制。生徒数は合計約2500人、教員数約250人。
自動車科には過去に3人の隊員(1988~1991年自動車整備JV、1998~2000年電子計算機JV、2010~2012年電子工学JV)が派遣された。 現在の教員の中にはその教え子もいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学自動車科では、日本でいう自動車整備士を育成しているが、実習に使う機材(エンジンや工具その他)は十分にあるものの、実習内容はオーソドックスなレベルに留まっている。具体的には電子制御燃料噴射装置やそれ以降の最新の事項に関しては教えられていない(教材、故障診断機もない状況)。 電子制御燃料噴射装置搭載車等の整備に関する実習内容の整備のため、改めて隊員派遣要請となった。
なお、学校が農業地域にあることから、トラクターや田植え機等に対する整備需要も多く、日系の農機具メーカーから教材の提供や学生のインターンシップ受け入れ等の協力を受けている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協力して電子制御燃料噴射装置等できる限り新しい技術も盛り込んだ実習授業を行うことを目標に活動する。
一例としては実習内容の計画、機材・資料準備、実習の実践を行うことになるが、ビデオ教材も活用するなどして、年間の授業計画の中にうまく盛り込めるよう注意しながら、PDCA(Pland Do Check Act)を心がけて、配属先にあった内容とすることが重要である。
※座学と実習の割合は各学年とも2対8であり、実習を重視した授業体系となっている。
※実習では、4輪車の他、2輪車、農機具(トラクター、田植え機)も扱う。
※タイではガソリン、軽油に加えLPGも一般的な自動車燃料となっているが、実習では主にガソリンエンジンを対象とする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習用エンジンG、D、電気実習回路、シミュレーションソフト:Fluid Sim、ブレーキシステム実習回路、カットモデル(エンジン、ミッション)、工具類(トルクレンチ含む)、
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚:18人 20代から50代。男性、大学卒
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級整備士(G・D))
[性別]:(男性) 備考:配属先の指定による
[学歴]:(専門学校卒) 備考:学校での授業のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践に即した授業のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先敷地内の教員住宅になる予定です。第2コミュニケーション言語は英語になります。