要請番号(JL01816B20)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
クムパワーピー産業地域教育高等専門学校
3)任地( ウドーンターニー県クムパワーピー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1992年設立、高等部3年、短大部2年からなる学校である。職員数50名、学生数1,680名を有し、商業科、マーケティング科、電子科等9学科からなる学校である。ボランティアは機械科に所属する。ラオスとの国境に近いため、ラオスの職業訓練校との間で教員の相互交流も行っている。外国人教師には、中国人(中国語教師)、南アフリカ人(英語教師)がいる。
なお、就職に有利となることもあって多くの卒業生が外国人技能実習制度を利用し、日本へ研修に参加している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タイでは、製造業の発展に伴い労働者の需要が急増し、慢性的に労働者が不足している。特に工業系の知識と技術を持った人材の需要は高く、工業系高等専門学校では、電子工学、生産機械、自動車工学等の製造業関連の人材育成に努めている。2015年からラオスと国境を接するノーンカーイ県にノーンカーイ工業団地が着工され、ウドーンターニー県にも工業団地が2014年に着工するなど、国境の経済開発が盛んになってきている。今後、同校の卒業生が多く就職することが見込まれること、及び同校の多くの卒業生が日本へ技能実習に行くことから、隊員には地域で活躍できる人材育成のために実践的な実習強化に関する助言・提案も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚教師とともに、自動車やバイク、耕運機のエンジンの分解・組み立て等の基本的な実習指導を行う。
2. 製造現場で基本となる5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を実践し、現場に相応しい技術者の育成を図る。
3. 卒業後、多くの人が日本への外国人技能実習制度で日本に研修に行ったり、日系企業に就職するため、実習を通し、
製造現場で使用する専門用語(日本語)を紹介する。
※講義と実習の割合は、7:3である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、バイク、タイヤ調整機、タイヤ交換工具、一般的手工具等
4)配属先同僚及び活動対象者
自動車科 教員(大卒)男性 30代
他、自動車科には4名の教員がいる。
自動車科の学生は、高等部、短大部合わせて300名、年令は16~20歳である。
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級整備士(G・D))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門性が必要なため
[経験]:(実務経験) 備考:主に実習を担当するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
第2コミュニケーション言語は英語になります。