要請番号(JL01817B02)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
バーンぺーン技術高等専門学校
3)任地( ナコーンパノム県バーンぺン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年創立の技術高等専門学校。日本の工業高校・職業訓練校のイメージに近い。高校1年生から短大2年生まで在籍し、総生徒数は600人、教員数35人である。(2016年学校度)学校年度は5月から翌年3月で5月中旬から9月下旬、10月下旬から3月上旬の2学期制である。総学科数は12で、自動車科の生徒は約100人、教員3名である。高校過程の生徒は高校2年の後期から高校3年生の前期に企業実習を行う。短大過程の生徒は短大1年の後期から2年の前期が企業実習期間となる。2015年度から同校卒業生が日本の外国人技能実習制度を利用して日本で実習をするようになっており、日本への関心が高まっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
学校は農業地域に位置し、近年、ゴム栽培によって収入を得る人が多くなっている。大きな町から離れた地域でもあることから四輪車や二輪車の利用も多い。このような背景から、自動車科は人気が高い状況にある。授業では主にエンジンの分解組立、タイヤのメンテナンス等、日常点検・修理といった自動車整備を行う上での基本的なことが教えられており、対象もガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、四輪車、二輪車、トラクター等となっている。タイ国内に製造拠点を置くトヨタ社やヤマハ社、いすゞ社等から実習用エンジンや教材の提供があり、ABSやハイブリッド、電装、エアコンの教材もある。しかしながら、先生自身の知識不足から左記の4項目については十分に教えることができておらず、JVによる協力が必要となっている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.生徒への同僚教員とのティームティーチングによる授業
2.ABS、ハイブリッド、電装、エアコンに関する指導案の作成や教員へのアドバイス
3.同校で開発したトラクターの実用化に向けた支援
4.学生が参加するエコカーレース(主にガソリン車の燃費を競うもの)車両製作へのアドバイス
5.外国人技能実習制度によって日本へ渡航する学生への生活や仕事、日本語に関するアドバイス
6.他の技術高等専門学校派遣隊員との連携
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
4柱油圧リフト、タイヤチェンジャー、ホイールバランサー、故障診断機(Bosh社製)、手工具、パソコン、プロジェクター他
4)配属先同僚及び活動対象者
自動車科教員 男性 3名 30から40代 短大卒・大学卒
自動車科生徒 約100人
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)
[性別]:(男性) 備考:生徒が男性ばかりとなるため
[学歴]:(専門学校卒) 備考:教材整備等を行うため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
第2コミュニケーション言語:英語。学期:前期5月中旬から9月下旬、後期10月下旬から3月上旬。住居は配属先敷地内の教員住宅になる予定。