要請番号(JL01817B17)
募集終了
4代目
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発・人間の安全保障省
2)配属機関名(日本語)
ピッサヌローク人身取引被害者保護福祉センター
3)任地( ピッサヌローク県バーンラカム郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1996年設立。人身取引被害・家庭崩壊・虐待・貧困など社会的問題を抱えた女性(12-18歳、主にタイ人とミャンマー人)を対象に、衣食住の提供、心のリハビリ、職業訓練(縫製・調理・理髪/美容など)、人身取引防止啓発活動に取り組む福祉施設。全国に同様の施設が4か所あるうち、北部を管轄する。スタッフは、センター長以下約35名(ソーシャルワーカー・心理カウンセラー・職業訓練士・寮母・事務員など)。入所者数は流動的だが、通常100名ほどが、施設内で共同生活しながら訓練を受け、自己能力向上に努めている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
上記、初期入所者対象プログラムにおいて、以前は手工芸など手作業が主なアクティビティであったが、JICAボランティアが入ることにより、アクティビティに幅が出てきた。当該施設2代目の青年海外協力隊(JV)が実施した自己エンパワーメントにつながるアクティビティは、3代目や他の施設で活動するJVにも引きつがれ、それぞれが工夫を凝らしたアクティビティを実施し、高評価を受けている。4代目にも、初期入所者対象プログラムのアクティビティ充実、及び入所者全体を対象としたアクティビティへの支援を期待されている。
また、JICA技術協力プロジェクト「タイ・メコン地域人身取引被害者支援能力向上プロジェクト」(2015.4.2-2019.4.1) 主催の研修を受けた配属先職員との連携や、プロジェクト専門家とボランティア間の情報・意見交換が相互利益となっている例があり、今後も緩やかな連携が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.初期入所者を対象に、心理的安定や不安軽減、及び人生観の再構築や他人との関係づくりの能力向上を目的としたアクティビティの企画とファシリテーション
2.アクティビティの例:タイ語(読書)、英語と日本語、算数、瞑想、ヨガ、体操、自己能力開発・リーダーシップ・自己管理能力向上に繋がるゲーム、アートセラピー、など
3.その他、全入所者対象の午後の活動(1.5時間)も週に1、2回担当、イベント企画・実施も年に1回期待されている。また、職員を対象としたイベントの企画・実施の可能性あり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
初期入所者専用アクティビティルーム、手工芸・スポーツ用品など
4)配属先同僚及び活動対象者
心理カウンセラー、全入所者対象業務、女性、20代、大卒、勤続約4年
初期入所室プログラム担当、女性、20代、大卒、2017年度勤務開始
主活動の対象者:初期入所者(12-18歳の女子)、通常10人前後だが、流動的。
その他、全入所者、職員対象の活動あり
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女性保護施設での活動のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(社会経験)3年以上 備考:特殊な背景の対象者への対応
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)