要請番号(JL01817B23)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール・チョンブリー校
3)任地( チョンブリー県バーンブン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
タイのサイエンスハイスクールは、理科・数学に重点をおくカリキュラムにより、科学技術系人材育成を目指す男女共学、全寮制の中高一貫校である。タイ全国を12地域に分け、各地域に1校を設置している。1993年設立。2010年から現在の理数科に特化したカリキュラムに変更。1クラス生徒数24人。中学は各学年4クラス、高校は各学年6クラス。設備、先生配置等も12校で同様。各校は日本のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)との姉妹校協定、国際交流基金(JF)からの日本語パートナーズ派遣、国立高専機構との連携等日本と深い関係を持つ。前任JV:2015-2017年派遣。HP: www.pccchon.ac.th
【要請概要】
1)要請理由・背景
中学ではMS-Office、Photoshop、プログラミングの基礎等が、高校ではハードウエア・ネットワークの基礎、プログラミング(Python, Java, PHP)等が教えられている。 また、レゴ社製マインドストーム(EV3)やマイコン(Arduino)を利用したロボット製作を通じたプログラミング演習、FlashやDreamweaver等を用いたウェブ制作等も行われる。なお、Pythonは、Cに代わって2017年新学校年度から中学3年生、高校1年生を対象に授業が始まった。
授業では標準的な内容が教えられているが、プログラミングやウェブ製作等に関しては、より生徒の理解度を高める授業が望まれており、前任者の活動を踏まえ、引き続きJICAボランティアによる協力に期待が寄せられている。
教育省におけるJVへの評価は高く、隊員の意見を参考にしながら、全12校でのICT授業の見直しが行われている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.主としてコンピュータプログラミングやウェブ製作に関する授業の補佐を行うとともに、同僚教員に対しても知識を共有する。 また、各授業においてコンピュータを活用した授業改善の提案などを行う。(プログラミング言語はPython)
2.生徒の課題研究である学生プロジェクトへの支援(英語での指導可)
3.同校は日本の学校との交流に力を入れていることから、企画・実施される連携プログラム等への協力
4.サイエンスハイスクール派遣のJICAボランティアと協力した全12校を対象とする活動への協力
※SSH姉妹校:学校法人市川学園 市川中学校・高等学校
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
デスクトップコンピュータ(Windows 8.1、24台設置のコンピュータラボ2か所)、LANによる相互接続(有線・無線)、 プリンター、プロジェクター他
4)配属先同僚及び活動対象者
コンピュータクラスは、教員が6名。いずれも20歳から40歳代。
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先での勤務条件
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に即したアドバイスのため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(21~36℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度:前期5-9月、後期11-3月。第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)。住居:学校外のアパート(予定)。JF日本語パートナーズ:派遣対象校。