【配属機関概要】

3）任地（ ウドンターニー県ムアンウドンターニー郡 ） JICA事務所の所在地（ バンコク ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1938年に被服科を主とする技術訓練女学校として開校した本配属先は 1972年にウドンターニ職業訓練校となった。現在 高校課程(3年制)、専門過程(2年制)を有し、学科は高校で商業科、観光学科、家政科、芸術学科、専門課程(短大)では経営管理科、家政科、観光学科、芸術学科、情報技術学科がある。近年経営管理科に学士課程(2年制)が設置された。学校全体の生徒数は合計約3,400人(2017学校年度)、教員数約180人。学校のモットーは「チームワーク」であり、相互に協力し合いながらの発展を目指している。過去に1人の隊員(1995-1997年コンピュータ技術)が派遣された。www.udc.ac.th

【要請概要】

1）要請理由・背景

観光学科では高校・短大生合計400人、家政学科では同700人が学んでいる。観光学科では主に観光やホスピテタリティ、家政学科では栄養学や家政等を教えている。教員の中にはアメリカやフィリピン国籍の先生もおり、地域の観光業に貢献できる人材育成を目指してきている。これまで主にタイや欧米の料理やホスピタリティを教えてきているが、日本人観光客に対する接客マナーや料理についても生徒に教え、地域を訪れる日本人観光客への対応ができるような人材育成への拡大をめざすために今回の要請となった。活動は観光学科と家政学科に所属する学生や教員を対象がとなる。料理の実技のみではなく、可能な範囲で栄養学、接客マナー、日本人の考え方や文化、簡単な接客用語(日本語)等への協力も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の先生と共に以下のような活動が期待されている。
1.日本料理調理実習内容の計画立案、実施
2.和菓子や和風デザートの計画立案、実施
3.「おもてなし」に関連する講習会やセミナーの実施
4.ホテルでよく使われる日本語や日本人に対する理解を深めるための文化紹介
※実習授業は20人以下のグループ毎に実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ガスコンロ、ガスオーブン、電気オーブン、調理道具全般、実習室

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚:30代から40代 7人
生徒:上記の高校生、短大生。短期社会人クラス生

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

2学期制(5月-10月、11月-3月)、第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)、住居:教員住宅となる可能性あり。