要請番号(JL01817B37)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
チョンブリー科学技術高等専門学校
3)任地( チョンブリー県パーントーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
男女共学の高等専門学校(高等学部3年間、短期大学部2年間)。電子工学、電気、自動車工学、産業技術、経理、ビジネスコンピュータ等の学科がある。教師数約40名、学生数約800名。学生は高等学部を卒業後、就職又は短期大学部に進学する。高等学部のうち150名については科学分野のカリキュラムを組み込んだ科学技術クラスとして課題解決型の独自の教育を行っており、全員が大学へ進学する。2016年12月に教育省と国立高専機構は覚書を交わし、本配属先では2018学校年度から新入生を対象に高専カリキュラムを用いたコース(5年間)が開始される予定。前任者は2016-2018年予定で派遣中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タイでは、製造業の発展に伴い慢性的に労働者が不足している。特に工業系の知識と技術をもった人材の需要は高く、工業系高等専門学校では、電子工学、機械工学、自動車工学等の製造業関連の人材育成に努めている。同校は、1998年に工業系高等専門学校として設立されたが、2008年に科学技術分野のカリキュラムを組み入れたエリート人材を育成する特別クラスを設置し、学校の名称も現在のものとなった。同校は、多くの日系企業現地工場を持つアマタナコーン工業団地の中心部に位置していることから、JICAボランティアを派遣を通じた学生のスキル向上、日本理解促進等により、日系企業への就職意識を高めることや将来の研究開発にも携われる人材育成が期待されている。今般、特にメカトロニクス分野への前任者の貢献が高く評価され、後任の派遣要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 電子工学の実習や学生プロジェクトにおいて同僚教師とともに学生をサポートする。
2. 電子工学の授業の改善、教材開発を補佐する。
3. 工場実習において学生の状況を観察し、コメントを述べるとともにアドバイスを行う。
4. 課外活動において簡単な日本語を教える。
※授業等で利用するプログラミング言語:C、Python、JAVA
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
マイコン、PLC(SIMENS)、デジタル実習キット、マイクロコントロールキット、MATVセット、工具類等
4)配属先同僚及び活動対象者
電子工学科 講師 男性1名、30代、修士、女性1名 40代、学士
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:専門知識が求められるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な技術・知識が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
学校年度:2学期制(5月-10月、11月-3月)、第2コミュニケーション言語:英語(Cレベル以上が望ましい)、住居:敷地内にある学生寮の中の教員用の部屋になります。