2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02117B07)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

クラチェ州小学校教員養成校

3)任地( クラチェ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、カンボジア国内に18校ある小学校教員養成校(2年制)の一つ。高卒の学生が学び、修了生は主にクラチェ州の小学校教員となる。職員数は教員も含め21人、学生数は1年生54名、2年生43名の計97名。年間予算は約1万ドル。敷地内には付属小学校が併設されている。これまでPCインストラクター、小学校教育、体育の計5名の青年海外協力隊(JV)が派遣されており、現在は州教育青年スポーツ局配属の現JV(体育)が週1回の巡回指導を行っている。カンボジアは現在教員養成校再編の過渡期にあり、2018年以降順次4年制大学へ移行する予定で、配属先においては2020年移行の見込み。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の教育現場では、単に教科書の記載内容を暗記するだけの授業が主流となっており、体育・音楽・図工などの実技指導が十分にできる教員は少ない。JICAは、これまで草の根技術協力事業を行うNGOとの連携やJV派遣を通じ、教員養成校教官の指導力向上に向け支援してきた。体育については、NGOおよび歴代JVの貢献により指導力は徐々に向上しているものの、音楽についてはクメール語教員が代行し簡単な鍵盤ハーモニカやリコーダー指導に終始している状況で、楽器など殆どない小学校教育現場の実態とも乖離している。配属先は、引き続きの体育支援に加え、小学校の生徒たちが楽しく学べる音楽授業の実践に向けての支援が必要とのことから本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 音楽の授業内容の充実および指導力向上に向け、担当教官および学生に対し指導・助言を行う。
2. 体育指導書にある種目(陸上・球技・器械体操等)の基本動作確認や指導のポイントを確認し、必要に応じ教官や学生
に指導・助言を行う。
3. 学生の教育実習に同行し、実習見学をしながら指導・助言を行う。
4. 余力があれば、教育実習を行う小学校4校(付属校含む)を巡回し、体育・音楽・図工など必要に応じ支援する。

*上記1・2は担当教員とチーム・ティーチングをしながら行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

鍵盤ハーモニカ40台、リコーダー30台、電子ピアノ5台、ボール類(バスケットボール、バレーボール)、バレー
ボールコート

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性50代
音楽担当教官:女性30代1名
体育担当教官:男性30代1名
教育実習校4校の教員

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:同僚の技術レベルとのバランス

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】