要請番号(JL02118B02)
募集終了
3代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
国立体育教員養成校
3)任地( プノンペン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、1988年に国立体育学校として発足したカンボジアで唯一の体育教員養成校(2年制)であり、中学校、高等学校の体育教師を養成している。定員は各学年とも150名。教職員数は、56名である。2020年までに4年制にする計画があり、2019年からは3年制に移行する予定である。学生は、主に、陸上競技、球技(バスケットボール、バレーボール、サッカーやハンドボール)、基礎運動の理論と実技を学んでいる。現在、2代目の長期JVが派遣中である。過去には、学校運営面の支援のため、2代に渡りSVが派遣されていた。また、KOICAボランティアがテコンドーの指導支援のため派遣中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国における学校体育授業は、各教員が得意とする競技で児童生徒を遊ばせているような状況であり、発達段階に応じた運動指導を行えていない。その原因として、同配属先の教員が学生に対して、自身が得意とする競技のみ繰り返し指導していること、各運動の理論と実技を十分に指導できていないことが挙げられる。現状を改善し、将来的な学校体育授業の充実を図るため、配属先は、教員の指導能力向上、学生への実技指導支援を引き続き必要としている。また、日本体育大学連携短期ボランティア派遣を2015年から行っており、同大学のノウハウが同国における体育教育、健康科学、地域体育の質の向上に有益であり、短期JVと緩やかに連携しながら活動を行うことでさらに活動効果が期待できるため継続要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員や学生に対して、陸上競技、球技や体操の実技指導支援を行う。
2.組体操やエアロビクス等、学校体育授業で実践できる技術とその指導法を紹介する。
3.ストレッチ指導などケガ防止や定期的な測定(身体計測や血圧)と記録を行い、日常的な健康管理に係る啓発活動を行う。
4.教員から要望があれば、体育理論の講義方法に関する助言を行う。
5.4年制大学への移行に伴い、日本のNGOハート・オブ・ゴールド(HG)がカリキュラム改訂支援等を行う予定のため、必要に応じて、緩やかに連携しながらカリキュラム改訂支援等を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各球技用のボール(サッカー、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール)
4)配属先同僚及び活動対象者
総スタッフ数:56名
校長:男性50代
教頭:女性40代
教員:各指導種目ごとに3-5名: 30-40代
ボランティアが指導支援する学年については、赴任後に話し合い決定する。
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[参考情報]:
・特記事項参照
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
資格条件等補足:球技、陸上競技、体操などの競技経験があるとなお良い。