2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02118B04)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

バッタンバン州ネット・ヨン中高等学校

3)任地( バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

バッタンバン州の中心部に位置する、中・高の一貫教育を実施している6年制(7年生から12年生:日本の13歳から18歳)の公立中高等学校である。教職員約150名、生徒数約2500名の大規模校。年間予算は、約190万円。JICAボランティアの受け入れは初めてである。現在、JICAボランティアの他に、理科教育を支援するKOICAボランティアも要請中である。同国では、現在、日本のNGOハート・オブ・ゴールド(HG)の中学校体育教育支援が行われており、同州の体育教育推進のモデル校の一つであり、2018年3月初旬に研修会が行われた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では2006年から2009年にかけて小学校体育科学習指導要領ならびに教師用指導書が作成され、以後全国7000校の小学校への普及基盤確立に向け、取り組みが行われてきた。一方、中学校体育に関しては、2016年に中学校体育科学習指導要領が作成されたものの、実践に至っていない中学校が多く、小・中学校の一環した体育教育を確立していくことが課題となっている。同校の主任体育教師は、同国唯一の体育教員養成校を卒業しており、体育教育とスポーツの違いを理解した上で、体育教育の改善に取り組んでいく必要があると認識している。また、引き続きHGのモデル校の一つとして同州の体育教育普及拠点になる可能性が高いことから、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.中学校体育科学習指導要領の内容を理解し、単独または同僚教師とともに体育授業を実践する。
2.体育授業を実践しながら、必要に応じ、同僚教師に実技指導について助言をする。
3.NGOが主催する体育教育研修会に同僚教師とともに参加し、体育教育の理解促進および普及に向けた活動をする。
4.近隣校に派遣されている青年海外協力隊(JV)と緩やかに連携しながら、体育教育普及に向けた活動をする。
5.余力があれば、週末に行われている同州青少年サッカーチームの指導支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

カンボジアの体育授業で使用する一般的な用具(球技用ボール、バレーボールネット等)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性50代
体育教師:5名(男性2名、女性3名)※主任体育教師:男性30代

ボランティアが指導支援する学年については、赴任後に体育教師と話し合い決定する。

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

グラウンドの整備がされていなかったり、コンクリートの上で体育を実施しなければならなかったりする状況である。