2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02118B11)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

バンティアイミエンチェイ州小学校教員養成校

3)任地( バンティアイミエンチェイ州シソポン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、カンボジア国内に18校ある小学校教員養成校(2年制)の一つ。高卒の学生が学び、修了生は主に州内の小学校教員となる。学生数は1年生約75名、2年生約75名の計150名で各学年3クラスに編成されている。年間予算は約1万ドル。敷地内には付属小学校が併設されている。同校にはこれまで小学校教育(体育、音楽、図工)、理数科教師の計4名の青年海外協力隊が派遣された実績がある。この他、カンボジアは現在教員養成校再編の過渡期にあり、2018年以降順次4年制大学へ移行する予定がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の教育現場では、単に教科書の記載内容を暗記するだけの授業が主流となっており、理科についても実験を通じた現象の観察による理解や、科学的な考察力を深める授業ができていない。当校においても実験機材が整っているにもかかわらず、それらを活用できる教官が少ないため、同校の生徒である教員候補者も実験授業の手技を知らないまま、教壇に立つことになっている。加えて、小学校には実験機材が揃っていないため、さらに実験授業を行う環境から遠ざかっている。そのため、JICAでは2011年から2年間、理数科教師JV(青年海外協力隊)を派遣し、実験授業手技支援を行った結果、一定の成果が見られたが、その後は他教科を支援する隊員派遣に移行したため、その間の人事異動により再び実験機材の活用方法を知らない教官が増えてしまった。このため、再度理科の実験授業を支援するJVが要請されることになった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 理科の実験授業内容の充実および指導力向上に向け、担当教官および学生に対し支援・助言を行う。
2. 実験機材の管理方法について、前任が指導した内容を確認のうえ、教官が自らできるように支援する。
3. 学生の教育実習に同行し、実習見学をしながら支援・助言を行う。
4. 余力があれば、学生が教育実習を行うシソポン市内小学校(付属校含む)を巡回し、正規の実験機材がなくても代替品
で実現可能な実験機材と手技について紹介・実施支援する。

*上記1・2は担当教員とチーム・ティーチングをしながら行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡、フラスコ等科学実験機材一式、電流/電圧計等、小学校で行われる実験授業に必要な機材/試薬

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性50代
理科担当教官:3名(30-40代)
学生:約150名(1年次、2年次それぞれ約75名、3クラス編成)

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)
    (中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員に対する支援を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】