2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02118B12)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

コンポンチュナン州病院

3)任地( コンポンチュナン州コンポンチュナン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1962年に設立。州内3つの総合病院のうちのひとつであり、高次リファラル病院(CPA3)として機能している。内科、外科、小児科、産科、眼科、結核科など7つの診療科を有し、病床数は229床、一日平均外来患者数130名、スタッフは医師19名、助産師27名、看護師85名を含む計179名が在籍する。年間予算約110万ドル。地域の実習病院として年間100名以上の看護・助産実習生を受け入れている。首都に比較的近い病院であるため、富裕層は首都の病院を受診し、患者の大半は貧しく医療費の支払いが困難な患者である。同病院へはこれまでJV4名が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

カンボジアにおける妊産婦死亡率(10万出生)は2000年の470から2010年には206と大きく改善しているが、周辺国と比較すると依然として高い。また過去の内戦の影響による医療従事者の人材不足は依然として続き、特に地方においては経験豊富な助産師の不足は深刻である。同病院には27名の助産師が在籍するが、その知識・技術には大きな個人差があり、今後助産師のレベルを一定の水準に引き上げることは喫緊の課題である。課題は山積しているものの、まずは産科内の衛生環境整備、円滑な産科オペレーションのためのシステム作り、知識や経験の浅いスタッフに対する助言・指導を通し、産科におけるサービスの質の向上を図っていきたいとの配属先意向により今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

産科において以下の活動を行う。
1. 衛生環境改善に向け支援を行う
2. 患者記録や物品管理など、効率的なオペレーションに向けてのシステム作りの支援を行う
3. 産前産後指導・退院指導・母子看護等につき同僚とともに取り組みながら指導・助言を行う
4. 助産技術の問題の明確化とマニュアル作成、勉強会の実施を行う
*現時点ではカンボジア保健省との免責にかかるMOUが未締結のため、身体への侵襲行為は一切行わないことが活動の前提。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

血圧計、聴診器、ドップラー、吸引分娩器、新生児用アンビューマスク、酸素濃縮装置、オートクレーブ

4)配属先同僚及び活動対象者

院長 男性 50代

配属課: 産科 30名在籍 (うち女性29名)
医師 3名
助産師 27名 (20-50代 女性 2年制専門学校卒、一部はさらに専門教育を受ける)
CPは産科師長(助産師) 40代、シンガポールや韓国での研修経験あり

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく支援が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】