要請番号(JL02120A02)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア・サッカー連盟カンポット州ユースアカデミー校
3)任地( カンポット州カンポット ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は代表チームとユース代表を有し、トレーニング及び公認審判員の育成等を行っている。FIFAと傘下のアジアサッカー連盟、日本サッカー協会からの資金や人的な援助もあり、年間運営予算は150万米ドル規模。ユース代表についてはプノンペン郊外に設立したアカデミー校にて、全寮制のトレーニングカリキュラムで将来の代表チームを担う選手を育てている。2017年より国内全25州に1校ずつアカデミーを設立し、JFAからテクニカルディレクタの派遣を受け、リーグ戦を行いながら若年層の拡充を図る取組みが進んでいる。2019年11月現在クラチェ州にサッカーの(青年)海外協力隊を派遣中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ユースアカデミーではリーグ戦が行われ、選手・コーチ共に人口が増えるなど、当国のサッカー人気を後押ししている。その一方で、選手指導を適切に行えるコーチ人材は不足している。特に、サッカーに関する技術や指導能力だけでなく、スポーツマンとしての礼節や、協調性、時間や規則を守るといった基本的なことに関する指導力が弱い。そのため、同連盟ではコーチの指導力の向上と選手のチーム力の育成支援が必要と判断され、JICAへ隊員の要請が出された。全寮制のアカデミーはユース代表の1校のみ。各州のアカデミーは、校舎等の建物があるわけではなくグランドのみで、実際にデスクのある勤務先は州教育局スポーツ課となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.18歳以下(U18)と15歳以下(U15)の2グループで編成された選手の指導を、コーチ陣と協力して行う。
2.選手の指導計画の立案と実施を、コーチ陣と協力して行う。
3.コーチ陣に対し、技術面と精神面の指導能力向上に向けたアドバイスを行う。
4.練習以外の時間は、州教育局スポーツ課と協力して、学校を巡回しサッカー普及のための活動を行う。
5.上記1から4の活動について、月末にプノンペンのサッカー連盟本部へ活動内容・状況報告(レポート)を提出する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
州政府が管理する公共グラウンド、サッカーボール、コーン、ゴールポストなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: U18ヘッドコーチ1名(40代 指導歴21年 競技歴5年)、コーチ1名(40代 指導歴2年 競技歴15年)、U15ヘッドコーチ1名(30代 指導歴5年 競技歴2年)、コーチ1名(30代 指導歴1年 競技歴15年)
対象者:U18選手21名、U15選手19名、日本の都道府県地区予選レベル
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(JFA・C級コーチライセンス)
[性別]:(男性) 備考:活動が男性主体のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:実技指導が中心となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。