要請番号(JL02120A05)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
クラチェ州立病院
3)任地( クラチェ州クラチェ ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は州内唯一の高次リファラル病院で、州内の郡病院、保健センター、民間診療所から患者が移送される。内科、外科、小児科、産科、眼科など14の診療科を有し、病床数は150床、2018年の年間利用者数31,573 人、入院件数11,567 件(小児患者2,640件)である。スタッフは医師、看護師、助産師などの正職員118名(パートタイム除く)が在籍する。年間予算約8.8万ドル。日本の援助は、NGO国際開発救援財団(FIDR)が小児外科支援事業として2017年から小児外科診療の基幹病院作りに取り組んでいる。FIDRのWEBサイト http://www.fidr.or.jp/
【要請概要】
1)要請理由・背景
カンボジアでは過去の内戦の影響により、未だ様々な分野において人材育成面での課題を抱えており、医療分野も例外ではない。既存の施設は老朽化し、改善は見られるものの院内の衛生環境は未だ劣悪な状況にある。また、院内感染委員会等は存在するが、部門間の連携が不足しており実質的な改善活動は行われていない。2021年4月にFIDRの支援により外科と産科病棟の既存棟が改修される予定であり、患者ファーストの医療サービスや感染管理に関する職員の意識向上、院内の環境整備を隊員とともに進めていきたいとの配属先の要望により本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
外科や手術科等のいずれかの診療科に配属となり、以下の活動に病院長や同僚看護師らとともに取り組む。
1.患者ファーストの医療サービスを提供するための支援
2.感染管理の推進
3.院内の感染管理に対する職員の意識向上
4.職種間、部署間の職員間連携の促進
*カンボジア保健省と免責にかかる合意文書を締結していないため、身体への侵襲行為は一切行わない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: 外科:看護師長40代男性。看護師計12名(20代男3名、30代男5名、40代男2名、50代男2名)外科医3名。
手術科:看護師長40代男性。看護師計9名(30代男2名、40代男2名、50代男女5名)外科医1名。手術科の1名のみが女性。
活動対象者:配属先病院関係者
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
[参考情報]:
・外科看護経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。