【配属機関概要】

3）任地（ プノンペン都 ） JICA事務所の所在地（ プノンペン都 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は代表選手10名とユース選手18名を有し、首都中心にある競技場と郊外の練習場で練習を行っている。カンボジア政府と国際陸上連盟からの年間運営予算は併せて4万米ドル程度。2023年にカンボジアで開催される東南アジア大会(SEA Game)でのメダル獲得に向けて、選手強化に取り組んでおり、今後は選手層や競技種目の拡大、生涯スポーツとしての陸上の普及を計画している。現在の選手が行っている種目は100、200、400、800、1500、3000、5000、砲丸投げ、走り幅跳び。

【要請概要】

1）要請理由・背景

カンボジアでは過去の内戦の影響により、他の東南アジア諸国に比べてスポーツの発展が遅れており、陸上も例外ではない。近年の経済発展によりスポーツを行う人口は増えているが、人材育成面での課題を抱えており、陸上のコーチにおいても、練習に関する専門知識、指導経験、また、選手の体調や栄養管理に関する知識が不足している。そのため、コーチの指導力向上と選手強化をボランティアとともに進めていきたいとの配属先の要望により本要請に至った。選手の平均的な記録は以下、男子100m11.13、400m52.26、3000m10:40.7、女子100m13.01、400m1:01.82、3000m12:52.00

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.代表選手とユース選手への指導、助言を行う。
2.選手個々に合わせたトレーニングメニューの作成支援を行う。
3.コーチに対して、技術や体調管理等に関する指導力向上のための助言をする。

短距離、中長距離の選手が中心のため、短中長距離いずれかの種目に精通し、経験の無い種目についても自らその練習方法を学び伝えることができること。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ストップウォッチ、400mトラック、トレーニングセンタにある基本的な古いトレーニング機器、ハードル

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚コーチの年代/人数/指導経験: すべて男性、20代1名指導2年、30代3名指導2～5年、40代1名指導9年、50代3名3～12年、70代1名指導12年
選手:代表選手計10名(男8女2)短4中長4名、ユース選手計18名(男11女7)短8中長6

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。