2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02120A08)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

スバイリエン中高等学校

3)任地( スバイリエン州スバイリエン ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は州内の中心校であり、生徒数約3100名、7~12年生(日本の中学1年生~高校3年生に相当)計72学級。教員数 約240名、うち体育教員は7名である。体育授業は、各学年週2時間、年間76時間行われている。日本のNGOハート・オブ・ゴールド(以下、HG)の体育科教育研修のモデル校の一つであり、同NGOが同国教育青年スポーツ省とともに作成した中学校体育科教育指導書に基づいたワークショップが同校で行われるなど、同国の体育科教育の向上に関する活動を推進している。現在、2018年度3次隊で派遣された隊員が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、2006年から2009年にかけて小学校体育指導要領ならびに指導書が作成され、以降、全国7000の小学校への普及基盤確立に向けた取り組みが行われてきた。一方、中学校体育に関しては、人材・資金不足により近年まで手付かずの状況であったが、JICA草の根技術協力により、HGが2017年1月より中学校体育科教育指導書の作成を開始し、2019年9月に完成した。同校は、指導書を活用した体育授業の普及拠点となっていることから、現在派遣中の隊員が質の高い体育授業を実施できるよう活動を行っている。引き続き、体育授業の質を向上させていくことを目的として、後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.中学校体育科教育指導書を活用し、体育教員とともに、または単独で、生徒が運動の楽しさを味わえるような授業を提案する。
2.体育授業を実践しながら、同校体育教員に指導方法を助言する。また、教員が不得意としている運動(主に体操やダンス等)の技術指導を行う。
3.HG主催のワークショップ等に同校体育教員と参加し、体育授業の質の向上を目指す。
4.活動上可能であれば、配属先周辺の中学校を巡回し、体育教員に指導方法を助言をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ボール各種(バスケット4個、バレー3個、サッカー3個)、ハードル10台程度、槍投げ用槍2本、砲丸玉数個、スピーカー

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:校長50代男性、副校長50代男性(元体育教員)、体育教員男性7名(30?40歳代)

活動対象者:体育教員、7~9年生の生徒(日本の中学1~3年生に相当)
※指導する学年・学級については、着任後に話し合いの下、決定する。

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:実践的な指導を想定しているため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。