要請番号(JL02120A11)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
コンポンチャム州小学校教員養成校
3)任地( コンポンチャム州コンポンチャム ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、全国に16校ある2年制の小学校教員養成校の1つである。修了生はコンポンチャム州の小学校教員となる。教員数約40名、学生数は例年各学年約180名前後である。学生は、クメール語、英語、数学、理科、社会、体育、芸術(音楽、美術)等を履修する。敷地内には、付属小学校が併設されている。JICA海外協力隊の受入は4回目となり、過去、小学校教育隊員2名と理科教育隊員1名が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国において、産業人材育成につながる理数科教育は重要な課題の一つである。これまで、JICA技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用教科書開発プロジェクト(通称STEPSAM3)」による支援もあり、理数科教員の能力強化については取り組みが行われてきた。前任者となる理科教育隊員は、教員が実験を実施する際の支援や授業案作成について助言を行ってきたが、まだ教員が学生に対して自信をもって理科実験指導できるレベルに至っていない。また、前任者帰任後、しばらく使用されていない実験器具等もあるため、既存の道具を有効活用しながら、且つ理科授業の質の向上を図っていくための協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.理科教員とともに、または単独で、実験・観察を積極的に取り入れた授業を学生に指導する。
2.既存の実験器具や現地で入手可能な材料を用いて理科実験道具を作成し、理科教員や学生に紹介する。
3.学生の教育実習に同行し、授業案の作成や授業の展開等について助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理科実験室2、顕微鏡、ガラス器具類、温度計、地球儀等、理科実験に必要な器具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長50代男性、教職員約40名
活動対象者:理科教員30‐40代女性2名、学生
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員養成校のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。