要請番号(JL02120A12)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
コンポンチャム州教育青年スポーツ局初等教育課
3)任地( コンポンチャム州コンポンチャム ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州内の小学校における授業や設備のモニタリングを行い、課題や問題点を抽出し、授業内容の質の向上に繋げていくことを目標としている。モニタリングを通じた授業改善の提案や教員の能力開発も担う。局の職員数約140 名、うち初等教育課の職員数12名。同教育局は、JICA海外協力隊の受入は5回目となり、過去、プログラムオフィサー隊員1名、理科教育隊員1名、青少年活動隊員2名が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
理数科教育については、これまでJICA技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用教科書開発プロジェクト(通称STEPSAM3)」による支援もあり、行政官や中・高等学校の能力強化については取り組みが行われてきた。しかし、小学校においては知識も指導技術も不十分なまま授業が行われているのが現状である。特に、算数においては、四則計算等、基礎学力が定着しないまま進級している児童が多く、学力低下が懸念されている。同課では、これまでの暗記中心の授業から児童の主体的な学びを促す授業への転換が必要であると認識しており、とりわけ小学1~3年生の担当教員の指導力向上および授業改善が課題であると考えている。この課題克服に向け、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先周辺の小学校を同僚とともに、または単独で巡回し、算数授業における課題を調査する。
2.配属先周辺の小学校から数校を選び、定期的に巡回活動を行い、児童の主体的な学びを促す算数授業を提案したり、教員に助言したりする。
3.必要に応じ、算数授業の質の改善に向け、教員向けに教材・教具の作成方法や指導法に関するワークショップ等を企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先内の執務スペース(机・椅子)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:局長男性50代、初等教育課職員12名(課長男性50代、男性職員6名、女性職員5名)
活動対象者:各巡回先の小学校教員、児童
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(数学))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員の指導者的な立場のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。