要請番号(JL02120A14)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
シェムリアップ州教育青年スポーツ局初等教育課
3)任地( シェムリアップ州シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州内の小・中・高等学校における授業や設備のモニタリングを行い、課題解決や問題点の改善に取り組んでいる。局の職員数約120名。隊員が派遣される初等教育課は、職員12名が在籍し、州内約500校(72クラスター)の小学校を管轄する。同局視学課には5代に亘り教育政策を支援するJICA海外協力隊員が派遣されていた。現在は、同配属先に理数科の指導支援を行う小学校隊員が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、長年に亘り、理数科や語学分野に比べ、情操教育が軽視される傾向にあった。特に、芸術(音楽・美術)に関する内容は、社会科の中で扱われており、時間数・人材・教材が限られた状況の中で行われてきていた。このような状況の中、2016年より当国教育省はカリキュラム改訂に着手し、この改訂に伴い芸術教科が独立教科として採用される運びとなった。現在、日本のNPO「JHP・学校をつくる会」(JHP)が教育省とともに芸術教科カリキュラム開発に取り組んでいる。今後、教員の音楽指導技術を高め、州内の小学校に音楽授業を普及させていくために、JICA海外協力隊の協力が必要であることから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の同僚とともに、または単独で配属先周辺の小学校を巡回し、音楽授業の実施状況を把握する。
2.定期的に配属先周辺の小学校を巡回し、教員も児童も楽しめる音楽授業を提案する。
3.巡回先の小学校で教員とともに音楽授業を行い、授業の質の改善に向けて、教員に助言する。
4.必要に応じて、小学校教員養成校で、学生に対し、実技指導(歌唱や楽器演奏)や指導法に関するセミナーを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先内の執務スペース(机・椅子)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:初等教育課職員12名(男性7名、女性5名。年齢層30?50代。職員は全て元教員。)
活動対象者:巡回先の小学校教員ならびに児童、小学校教員養成校の学生
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚との学歴レベルを合わせるため
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員の指導者的な立場のため
[参考情報]:
・鍵盤楽器の演奏ができる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・電気へのアクセスは毎日あるが、時折、停電あり。