要請番号(JL02121A11)
募集終了
3代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア国立技能専門学校(NPIC)
3)任地( プノンペン都北西部郊外 ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2005年に国内外で活躍できる人材を育成するために設立された、職業訓練学校である。電気工学・電子工学・土木工学・機械工学・コンピュータ科学・観光・自動車整備・社会基盤の8学部で構成されており、3~6ヶ月の短期コース、2年間(短大課程)、4年間(大学課程)が設けられている。また海外からの大学や教育機関との連携を積極的におこなっており、韓国、インドネシア、ベトナムなどにある17校とつながりがある。2012年からは、在カンボジアの日系企業との連携にも力をいれていて、既に企業数社と就職推薦や教員を企業に派遣しての出張授業を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
電子工学部には、現在12名の教員が在籍し、大学課程(学生120名程度・教育訓練時間51時間、座学6~7割で実技4~3割)と短大課程(学生40名程度・教育訓練間51時間、座学4~3割で実技6~7割)が設けられている。教員の大半は、同校を優秀な成績で卒業しているが、教員としての経験年数は短い。そこで専門分野の能力向上を図ることが求められ、最優先分野である通信関連技術の支援を行う隊員が2代派遣された。しかしまだ十分な成果が見られないことから継続支援が必要と判断され、本件が要請された。特に実習授業は、授業の質、量ともに十分でなく、実習授業に不慣れな学生たちの理解度向上を図るには工夫を必要とする。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員に対して、通信技術に関する実際の機材・部品を用いた実習授業の実施についての指導・助言を行う。
2.上記1.に関して、実験室のレイアウト等、実習環境の整備に関する助言を行う。
3.教員に対して、整理整頓等5Sの励行と安全に関する指導と助言を行う。
4.生徒に対して、同僚教員と協力して実験及び実習授業を行う。
5.同学部学生が毎年参加してきたロボットコンテストに継続参加するなら、ロボット作成に関する助言を行う。
6.少人数学生グループ(数名程度)による製作プロジェクトの指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オシロスコープ、シグナル・ジェネレーター、ベクトルアナライザー、スペクトルアナライザー、アンテナトレーナー(AT3200D)、、オールバンド受信機(HF,VHF,UHF)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学部長(男性50代)、教員12名(全員男性:20代~30代)
活動対象者:電子工学部学生160名程度
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:専門知識が必要なため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教員に指導するため
[参考情報]:
・アマチュア無線技士(1級、2級)又は
・無線技術士等の資格を有していれば尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・住居は配属先敷地内の教員住居(居室と寝室以外は他教員と共用)か、周辺の賃貸住居となる。市中心から約15キロ離れた商店等が少ない場所です。買い物等には、トゥクトゥクという3輪タクシーで片道約30分かけて移動する必要がある。
・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HPを参照