要請番号(JL02420A17)
募集終了
7代目
・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ラオス国立大学
3)任地( 首都ビエンチャン サイタニー郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1996年に開学した12の学部を有する総合大学である。学生数約1万5千人、教職員約1900人。隊員の活動先となる教育学部は生徒数約1200人、教職員数約220人である。2009年から理科教育のSVが4名活動した。また、2009年から日本の大学が、エコヘルスの概念に基づく健康教育の導入・教材開発・実践授業導入支援に協力している。2016年7月からエコヘルス教育支援のため、JICAと東京学芸大学との連携の下で長期隊員派遣が開始され、現在2人目が活動している。(JV、公衆衛生、2020年7月まで)
【要請概要】
1)要請理由・背景
安全かつ健康で環境と調和した社会の開発を目指す同国において、配属先では日本の大学と協力をして、環境、社会、暮らしと住民の健康を一体として考えるエコヘルス教科を教員養成校(TTC:Teacher Training College)に導入するプロジェクトに着手した。2018年6月に教科書ができ、TTCパイロット校3校で試行し、2020年2月(後期)から全国のTTCで正式に授業を始めることとなった。教科定着に向けて後任を募集する。前任者はエコヘルス教育の理解促進、指導方法理解のための配属先やTTC教員対象の研修の計画・運営補助、附属校等の児童生徒の健康に関する環境の向上、促進等に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.「人々の健康かつ安全な生活と社会の発展を考える際に環境教育として取り上げるべきことは?」 という視点からの授業内容や身近な問題等を活用した教材の検討・提案・改善に協力する。
2.配属先担当TTC(ドンカムサンTTC(首都ビエンチャン)、バンクンTTC(ビエンチャン県))の教員研修に協力する。
3.エコヘルス教育に関わる他校派遣隊員と協力した活動に取り組む。
※エコヘルスは幅広い知識を必要とするため、同僚の先生方との知識・経験のバランスから環境教育と学校保健(健康教育担当)の派遣希望が出され、本案件は環境教育の募集となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、インターネット環境、プロジェクター、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:エコヘルス担当教員4名(経験約5~35年、30~60代、男性4名、修士、博士)
活動対象者:教育学部生、大学附属学校教員、TTC教員等
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学での活動のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく活動のため
[参考情報]:
・教員経験があるとなおよい
・大卒は環境、生物、理科教育関連学部
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ラオスの学校年度は前期:9月~翌年1月。後期2月~6月。日本の大学との協力実施校への配属となる。数日間のエコヘルス研修が入る場合がある。