要請番号(JL02423B32)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
サラワン教員養成校
3)任地( サラワン県サラワン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に8校ある教員養成校の1つで、幼稚園、小学校、中高教員養成が主な役割だが、加えて現職教員に対するアップグレード研修も行っている。配属先には就学前教育、初等教育、自然科学科、言語学科を有し、学生総数は約700名である。学生は小学校5年、中高7年の計12年の教育を修了した者が多く、教員養成校では4年間学ぶコースが主となっている。配属先に隣接して付属小学校がある。JICA海外協力隊は過去に小学校教育、数学教育で派遣実績があるが、現在は日本を含め外国からの支援は受けていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はラオスにおける教員養成の主要機関の一つであるが、学んでいる大学生は四則計算や分数計算等の基礎計算ができないケースも多く、日本の小中学校レベルの算数・数学が十分理解できていないのが実情である。これに対しJICAでも小学校算数教科書の作成支援などを行っており、同教科書は2021年度より順次導入されている。今回、新たに導入された算数教科書の効果的な使用方法なども含め、生徒の理解を深めるための授業を行うために必要な知識・手法など、同僚教員や養成校の学生などの指導力向上を支援することを目的に隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
教員養成校、付属小学校と相談し、以下の活動を実施する。
1. 教員養成校・付属小学校の算数授業への助言
2. 生徒が算数に興味を持ち、積極的に取り組める楽しい授業作りの提案・実施支援
3. 算数の理解を深めるための教具・教材の提案・作成
4. 付属小学校で新教科書(※)の教授方法に関する支援
※JICA技術協力プロジェクト「初等教育における算数学習改善プロジェクト」により改訂された教科書。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、チョーク、机など
4)配属先同僚及び活動対象者
活動対象者:
・初等教育科教員23名:(うち算数教員7名)
・小学校教員養成課程の学生:約200名
他、付属校教員、生徒など
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導のため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚教員を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)