【配属機関概要】

3）任地（ ディリ ） JICA事務所の所在地（ ディリ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

観光省芸術文化総局は組織・資金・人材的観点から、芸術・文化事業を発展させることを目的に設立され、多様な事業を実施している。一例として、宗教建築の修復、資料や蔵書への研修提供を支援し、各地区に現存する多様な文化遺産の調査を通じて地域社会と協力し続けている。これらの事業は国の文化と国民の連結プロセスに貢献し、東ティモールの芸術や文化に興味があるすべての人のための重要な役割として機能している。隊員派遣は2014年から始まっており、芸術・文化総局メディアデザイン部で写真隊員、芸術・文化・創造的産業局で手工芸隊員が活動した実績があり、それぞれ後任を要請中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

現在東ティモールでは観光が国の主要産業のひとつとなることを目的に、観光産業の発達・文化的振興が期待されている。写真隊員が所属するのは芸術・文化総局メディアデザイン部で、芸術・文化総局全体に関わるほとんどのデザインや広報用の媒体・記事などが、この部で作成、発信されている。しかし写真を専門とする現地人スタッフは、いない。
配属先の各部局スタッフ全員がデジタル一眼レフカメラの入門技術を学び、その知識と理解を活かして、それぞれが関わる観光資源となり得る文化遺産・付随イベント関連の記録撮影を単独で行い、それを今後の東ティモールの文化遺産に関わる活動の促進につなげていくのが最終目標である。スタッフ全員へ、写真の必要性、喜び、責任感を理解させていきたい。この目標を目指すために、引き続きの隊員派遣が要請された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1 スタッフ全員がデジタル一眼レフカメラに対する知識、理解を深めることを試みる
(ブツ撮り・イベント記録・建築物撮影などのワークショップの企画・開催等)

2 配属先に依頼された撮影を行う

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Canon EOS 60D、Canon EOS 700D (各部署に1台、計6台)
※前任者は個人で持参したカメラを使用していた。

4）配属先同僚及び活動対象者

芸術・文化総局内の総数約60名
・メディアデザイン部 スタッフ4名
・他部署に所属しているスタッフ3名が、部屋を共有している

※スタッフの入れ替わりは比較的頻繁に行われる。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

活動及び生活言語は主に現地語(テトゥン語)となり、赴任後に学習する。