要請番号(JL02616B16)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光省
2)配属機関名(日本語)
芸術・文化総局
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
観光省芸術文化総局は組織・資金・人材的観点から、芸術・文化事業を発展させることを目的に設立され、多様な事業を実施している。一例として、宗教建築の修復、資料や蔵書の研修提供を支援し、各地区に現存する多様な文化遺産や工芸品などの調査を通じて地域社会と協力し続けている。これらの事業は国の文化と国民の連結プロセスに貢献し、東ティモールの芸術や文化に興味があるすべての人のための重要な役割として機能している。JV派遣は2014年から始まっており、芸術・文化総局メディアデザイン部で写真JV、同芸術・文化・創造的産業局で手工芸JVが活動した経緯があり、それぞれ後任を要請中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在東ティモールでは観光が国の主要産業のひとつとなることを目的に、観光産業の発達・文化的振興が期待されている。手工芸JVが所属するのは芸術・文化総局にある芸術・文化・創造的産業局で、伝統織物タイスや陶芸サナライ、伝統的な民族舞踊などについて地方への訪問調査を実施し、それらに関係するコンペティションやイベントを企画・運営している。しかし手工芸を専門とする現地スタッフはいない。配属先がJVへ期待しているのは、様々な東ティモールの伝統的な手工芸品(竹編み、織物、彫刻、彫金、陶芸など)の特産地を配属先職員とともに訪ね情報を収集したり、新たな技法を紹介したり、現地の人々の技術向上を支援したりすることである。そしてそれらが産業として定着し、関わる人々の収入源となることへつなげていくことが最終目標である。この目標を目指すために、継続したJV派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
主に以下のような活動が期待されているが、赴任後に得意分野等について配属先と話合い、活動の詳細を決めていく。
また局の予算等により、活動内容が変化する可能性もある。
1.地方調査に同行し、商品の質、デザイン性などに関わる調査活動を職員とともに行ったり、技術向上に関わる支援を
行ったりする。 (例:技術の安定化、ワークショップなどで新しい技術を紹介、工芸品生産者の交流の場作りなど)
2. 各種イベントやワークショップの実施支援
3.その他 (前任JVは、職業訓練学校の服飾コースや女性グループへの巡回指導などを行っていた。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
椅子、机、PC、プリンター、スキャナー
4)配属先同僚及び活動対象者
芸術・文化・創造的産業局の総職員数:5名、全員が正職員
女性3名:20代2名(会計、総務)、40代1名(総務)
男性2名:50代2名(タイス調査担当と、ダンス調査担当)
活動対象者:工芸品生産者など(女性グループ、学生なども含む)
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。
総局の施設内にはネット環境がないが、USB型の通信器を購入して使用することが可能である。